SBI証券では「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」のどちらか一方と口座連携が可能で、SBI新生銀行の場合は「SBIハイパー預金(SBI新生コネクトの後継サービス)」、住信SBIネット銀行の場合は「SBIハイブリッド預金」の名称で口座連携サービスを展開しています。FP資格を持つ元証券会社の編集者が、両サービスの違いを比較し、SBI証券と連携するならどちらのほうがおすすめかを解説します。
「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の違い…SBI証券と連携するならどっちがおすすめ?【10項目で比較】

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SBI証券では、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行のいずれか一方を選んで口座を連携できます。

 

SBI新生銀行との連携サービスは「SBIハイパー預金(SBI新生コネクトの後継サービス)」、住信SBIネット銀行との連携サービスは「SBIハイブリッド預金」、と呼ばれ、それぞれ特徴が異なります。

 

この記事では、

 

「SBI証券と連携するなら、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行はどっちがいいの?」

「SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金の違いは?」

「それぞれどんな人におすすめ?」

 

といった疑問をお持ちの方に向けて、両銀行の違いを10項目にわたって比較します。

 

■「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の比較

SBI証券と連携する銀行 SBI新生銀行のロゴ 住信SBIネット銀行のロゴ
口座連携サービスの名称 SBIハイパー預金
(SBI新生コネクトの後継サービス)

SBIハイブリッド預金
(預り金自動スィープサービス)

  SBI証券の
買付余力への反映
反映される 反映される
SBI証券への
自動入金の対象商品
株式、投資信託、
国内ETF、債券など
の買付代金

株式、投資信託、
国内ETF、債券、
先物オプション、ワラント
の買付代金

  銀行への自動出金

株式等の売却代金の
受渡日に出金

株式等の売却代金の
受渡日に出金

銀行の優遇金利

年0.50%(税引前)
※最上位のダイヤモンドステージ
の預金金利年0.40%(税引前)
よりも高金利

年0.31%(税引前)
※SBIハイブリッド預金

  他行宛振込手数料
の無料回数
月10回
※ダイヤモンドステージ

月1~20回
⇒ランク2で月5回

  提携金融機関ATM
手数料の無料回数
無制限
※ダイヤモンドステージ

月2~20回
⇒ランク2で月5回

  定額自動振込 なし あり
  定額自動振替 あり あり
  定額自動入金 なし あり
  米ドル/円
為替手数料
通常 6銭
※ダイヤモンドステージ
6銭(片道)
積立 0銭(買付時)

 

なお、2025年9月24日以降、SBI新生銀行との連携サービス「SBI新生コネクト」の新規申し込みは停止されました。

 

そのため、これからSBI証券とSBI新生銀行を連携する場合は、その後継サービス「SBIハイパー預金」になります。

 

\国内株式個人取引シェアNo.1/

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■お知らせ

2026年8月3日より、「住信SBIネット銀行」は社名を「ドコモSMTBネット銀行」に変更する予定です。

ただし、本記事の執筆時点では社名変更前なので、本文中では現在の社名「住信SBIネット銀行」を使用しています。

 

1. SBI証券の「口座連携サービス」とは?

SBI証券には、「証券口座」と「銀行口座」を連携することで、様々なメリットを受けられる口座連携サービスがあります。連携できる銀行は「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」のどちらか一方で、併用はできません。

 

それぞれの口座連携サービスの名称は以下のとおりです。

 

  • SBIハイパー預金:SBI証券 × SBI新生銀行
  • SBIハイブリッド預金:SBI証券 × 住信SBIネット銀行

 

SBI証券の口座開設時には、どちらの銀行口座を開設するかを選択する画面が表示されます。事前に決めておくと楽ですが、あとから銀行口座を開設して連携することも可能です。

 

そのため、SBI証券の口座開設時は「申し込まない」を選んでおいても問題ありません。

 

なお、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の口座自体はどちらも開設できるため、両方を開設し、片方ずつSBI証券と連携して使い勝手を比較するのも有効です。

 

一度連携して使い勝手が悪ければ、あとから変更することも可能です。

 

\SBIグループ全体の口座数は1,500万を突破/

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2.【結論】「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」はどっちがおすすめ?

ポイント
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券と口座連携する銀行を選ぶ際、「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」のどちらがおすすめかは、重視したい銀行側のサービスによって異なります。

 

ただし、住信SBIネット銀行は2025年10月にSBIグループからドコモグループへ移行しました。これにより、今後はSBI証券が同じSBIグループであるSBI新生銀行とのサービスを強化していく可能性があります。

 

そのため、SBI証券と口座を連携するにあたり、どちらの銀行口座を開設するか迷っている場合は、現時点ではSBI新生銀行を選ぶことをおすすめします。

 

ここでは、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行がそれぞれどのような人に向いているか、その判断基準を紹介します。詳しい理由は次章以降で解説するので、あわせてご確認ください。

・SBI新生銀行は「貯蓄用口座」として利用したい方におすすめ

SBI新生銀行の外観

 

SBI新生銀行がおすすめなのは、次のような人です。

 

■SBI新生銀行がおすすめの人

 

  • 「貯蓄用口座」として利用したい人
  • コンビニATMでの入出金が多い人
  • 他行宛の振込回数が多い人

 

SBIハイパー預金を設定すると、年0.50%(税引前)の優遇金利が適用されるため、SBI新生銀行は「貯蓄用口座」として利用したい人にもおすすめです。

 

また、最上位のダイヤモンドステージが自動適用され、提携コンビニATMを手数料無料で何度でも利用可能となるため、入出金の多い人にはSBI新生銀行のほうが向いています。

 

さらに、他行宛振込手数料が月10回まで無料になる点も見逃せません。

 

\年0.50%(税引前)の優遇金利が適用/

SBI新生銀行で口座開設

 

・住信SBIネット銀行は「生活用口座」として利用したい方におすすめ

住信SBIネット銀行のサイトデザイン
(出典:住信SBIネット銀行)

 

住信SBIネット銀行がおすすめなのは、次のような人です。

 

■住信SBIネット銀行がおすすめの人

 

  • お金の流れを自動化したい人
  • 「生活用口座」と「投資用口座」を分けて管理したい人
  • 「目的別口座」を利用したい人
  • 米国株取引をする人

 

住信SBIネット銀行は「定額自動振込」「定額自動入金」などの自動サービスが充実しており、給与振込からのお金の流れを自動化できます。

 

代表口座を「生活用口座」、SBIハイブリッド預金を「投資用口座」として分けて管理できるため、資金を管理しやすいのも特徴です。さらに、用途に応じて資金を小分けにできる「目的別口座」を利用できる点も見逃せません。

 

さらに、外貨積立の米ドル/円の為替手数料が0円(買付時)になるプログラムもあるため、SBI証券で米国株取引を行う人にも住信SBIネット銀行はおすすめです。

 

\「目的別口座」は家計管理におすすめ/

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3.「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の違い【10項目で比較】

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行

 

それでは早速、「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の違いを次の10項目で比較します。

 

 

順番に解説します。

比較ポイント①:SBI証券の買付余力への反映(資金移動サービス)

口座連携
サービス
SBIハイパー預金 SBIハイブリッド預金
SBI証券の
買付余力への反映
反映される 反映される

 

買付余力とは、その日に購入できる金額の上限を指します。SBI証券では、ログイン後に「口座管理」>「買付余力」の順に進むと、現在の買付余力を確認できます。

 

SBI証券での買付余力の確認方法

 

SBI新生銀行では、以前の「SBI新生コネクト」では預金残高がSBI証券の買付余力に自動反映されませんでした。

 

しかし、「SBIハイパー預金」が登場したことで、SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金のいずれもSBI証券の買付余力に反映されるようになり、この点で両者の差はなくなりました。

 

たとえば、SBI証券の口座に10万円しかない場合でも、SBIハイパー預金またはSBIハイブリッド預金に90万円の残高があれば、買付余力は「100万円」と表示されます。

 

比較ポイント②:SBI証券への自動入金の対象商品

口座連携
サービス
SBIハイパー預金 SBIハイブリッド預金
SBI証券への自動入金
の対象商品

株式、投資信託、
国内ETF、債券など
の買付代金

株式、投資信託、
国内ETF、債券、
先物オプション、ワラント
の買付代金

 

SBI証券に自動入金できる対象商品はほぼ同じです。それぞれの仕組みを解説します。

 

・「SBIハイパー預金」の仕組み

SBIハイパー預金の仕組み
(出典:SBI新生銀行)

 

SBI新生銀行では、以前の「SBI新生コネクト」では投信積立の設定金額しかSBI証券へ自動入金できませんでした。

 

しかし、「SBIハイパー預金」が登場したことで、SBIハイブリッド預金と同様に、株式、投資信託(スポット購入・積立買付)、国内ETF、債券など、幅広い商品の購入代金が自動入金の対象となりました。

 

・「SBIハイブリッド預金」の仕組み

SBIハイブリッド預金の仕組み
(出典:住信SBIネット銀行)

 

住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」からSBI証券へ自動入金できる対象商品は、株式、投資信託(スポット購入・買付)、国内ETF、債券、先物オプション、ワラントなどで、SBIハイパー預金とほぼ同じです。

 

\2つの口座連携サービスから選択可能/

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比較ポイント③:銀行への自動出金

口座連携
サービス
SBIハイパー預金 SBIハイブリッド預金
銀行への
自動出金
余剰資金

16時時点の余剰資金を
翌営業日の0時過ぎに出金

16時時点の余剰資金を
翌営業日の0時過ぎに出金

株式等の
売却代金

株式等の売却代金
の受渡日に出金

株式等の売却代金
の受渡日に出金

 

口座連携サービスを利用すると、SBI証券の口座で使われていない余剰資金や、株式等の売却代金を銀行口座へ自動で出金できます。

 

SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金の出金タイミングは同じで、取引に利用していない余剰資金は、毎営業日16時時点(現物口座の場合)でSBI証券に残っている分が、翌営業日の0時過ぎに銀行口座へ自動で出金されます。

 

また、株式等の売却代金については、受渡日(約定日から2営業日後)にSBI証券から銀行口座へ自動出金されます。

 

比較ポイント④:銀行の優遇金利

銀行 SBI新生銀行
(SBIハイパー預金)
住信SBIネット銀行
(SBIハイブリッド預金)
銀行の
優遇金利

年0.50%(税引前)

※最上位のダイヤモンドステージ
の預金金利年0.40%(税引前)
よりも高金利

年0.31%(税引前)

 

SBI証券と銀行口座を連携すると、通常の普通預金金利よりも高い金利が適用されます。

 

そのため、SBI証券から自動出金されて銀行口座に戻った資金も、有利な金利で運用することができます。

 

・SBI新生銀行の金利は「年0.50%(税引前)」

SBI新生銀行のポイントアッププログラム
(出典:SBI新生銀行)

 

SBI新生銀行には、取引内容や残高に応じて5つのステージ(会員ランク)があり、ステージアップすると様々な優遇サービスを受けられます(=「ステップアッププログラム」)。

 

通常、このステージを1つ上げるだけでもハードルは高めですが、SBI証券とSBI新生銀行の口座を連携してSBIハイパー預金の設定をするだけで、翌々月から上位のダイヤモンドステージに一気にアップします

 

SBIハイパー預金の優遇金利
(出典:SBI新生銀行)

 

通常、ダイヤモンドステージの円普通預金金利は年0.40%(税引前)ですが、SBIハイパー預金では年0.50%(税引前)の優遇金利が適用されます。これは、SBIハイブリッド預金の年0.31%(税引前)の約1.6倍の水準です。

 

そのため、当面使う予定のない資金をSBI新生銀行にまとめておけば、より多くの利息を受け取ることができます。

 

なお、SBIハイパー預金の利息は毎月11日を基準日とし、毎月12日に支払われます。

 

・住信SBIネット銀行の金利は「年0.31%(税引前)」

住信SBIネット銀行の円普通預金の金利は、年0.20%(税引前)です。

 

ただし、SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を連携すると、SBIハイブリッド預金には年0.31%(税引前)の優遇金利が適用されます。

 

なお、SBIハイブリッド預金の利息は毎月第3土曜日に計算され、翌営業日に入金されます。

 

比較ポイント⑤:他行宛振込手数料の無料回数

銀行

SBI新生銀行
(SBIハイパー預金)

住信SBIネット銀行
他行宛振込手数料
の無料回数
月10回
※ダイヤモンドステージ
月1~20回
⇒ランク2で月5回

 

SBI新生銀行でSBIハイパー預金の設定をすると、最上位のダイヤモンドステージが適用され、他行宛振込手数料の無料回数は月10回となります(スタンダードの場合は月1回)。

 

SBI新生銀行の他行宛振込手数料無料回数(ステージ別)
■SBI新生銀行の他行宛振込手数料無料回数(ステージ別) (出典:SBI新生銀行)

 

一方、住信SBIネット銀行の他行宛振込手数料の無料回数は、SBIハイブリッド預金の設定の有無にかかわらず、スマプロランクに応じて月1回~月20回です。

住信SBIネット銀行の他行宛振込手数料の無料回数

 

住信SBIネット銀行の他行宛振込手数料の無料回数

 

アプリをインストールして「スマート認証NEO」の登録をするだけでランク2へアップできるため、月5回の他行宛振込手数料の無料回数は比較的簡単に達成できます。

 

ただし、他行宛振込手数料の無料回数については、ダイヤモンドステージの適用で月10回まで無料になるSBI新生銀行のほうが優位性があります。

 

比較ポイント⑥:提携金融機関ATM手数料の無料回数

コンビニATM
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

銀行

SBI新生銀行
(SBIハイパー預金)

住信SBIネット銀行
提携金融機関ATM
手数料の無料回数

無制限
※ダイヤモンドステージ

月2回~月20回
⇒ランク2で月5回

 

SBI新生銀行の場合、シルバーランク以上になると、提携コンビニATM手数料が無制限で無料になります。

 

SBI新生銀行の提携金融機関ATM出金手数料(ステージ別)
■SBI新生銀行の提携金融機関ATM出金手数料(ステージ別) (出典:SBI新生銀行)

 

つまり、SBIハイパー預金の設定をすると、最上位のダイヤモンドステージが自動で適用され、セブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行などのATMを手数料無料で何度でも利用できます。

SBI新生銀行の国内ATMの利用手数料

 

SBI新生銀行の国内ATMの利用手数料
■SBI新生銀行の国内ATMの利用手数料 (出典:SBI新生銀行)

 

夜間に急に現金が必要になった場合、コンビニATMの利用で数百円の手数料がかかる金融機関も少なくありません。

 

しかし、SBI新生銀行ならスタンダードステージでも月5回までATM手数料が無料となるため、いざというときの備えとして口座を持っておいても損はありません。

 

一方、住信SBIネット銀行の提携金融機関ATMの手数料無料回数は、SBIハイブリッド預金の設定の有無にかかわらず、スマプロランクに応じて月2回~月20回です。

 

ランク2の場合、セブン銀行やローソン銀行などの提携ATM月5回まで手数料無料で利用できます。

 

ただし、2024年12月以降、次のスマートプログラム対象支店を利用している個人が「アプリでATM」(キャッシュカードの代わりにスマホアプリでATMを操作する機能)で利用する場合に限り、セブン銀行とローソン銀行のATM手数料が、入金・出金ともに何度でも無料になりました。

住信SBIネット銀行のスマートプログラム対象支店

・イチゴ支店(101)
・ブドウ支店(102)
・ミカン支店(103)
・レモン支店(104)
・リンゴ支店(105)
・バナナ支店(107)
・メロン支店(108)
・キウイ支店(109)
・ツツジ支店(202)
・イルカ支店(207)
・クジラ支店(403)

比較ポイント⑦:定額自動振込

銀行 SBI新生銀行 住信SBIネット銀行
定額自動振込
サービス
なし あり

 

住信SBIネット銀行の「定額自動振込」は、指定した口座へ毎月または毎週、自動で振り込みするサービスです。

 

住信SBIネット銀行の定額自動振込
■住信SBIネット銀行の「定額自動振込」 (出典:住信SBIネット銀行)

 

家賃や駐車場代、スポーツジムの月会費、子どもへの仕送りなど、定期的に同じ金額を支払う必要がある場面でとても便利で、一度登録しておけば自動で振り込みが実行されます。さらに、スマプロランクに応じて一定回数まで手数料が無料になるのも嬉しいポイントです。

 

なお、この定額自動振込は、SBI新生銀行にはない機能です。

 

比較ポイント⑧:定額自動振替

銀行 SBI新生銀行 住信SBIネット銀行
定額自動振替
サービス
あり あり

 

「定額自動振替」は、金額やタイミングなどを指定して、指定した口座に自動で振替ができるサービスです。

 

・SBI新生銀行でも「定額自動振替」が可能に

SBIハイパー預金の定額自動振替の仕組み
(出典:SBI新生銀行)

 

SBI新生銀行では、以前の「SBI新生コネクト」では定額自動振替を利用できませんでした。

 

しかし、「SBIハイパー預金」の登場により、SBI新生銀行でも定額自動振替が利用できるようになり、利便性が向上しました。

 

金額やタイミングなどを指定するだけで、円普通預金からSBIハイパー預金へ自動で振り替えられるため、「投資用」や「貯蓄用」の資金を「生活費」と分けて管理することも可能です。

 

・住信SBIネット銀行は「目的別口座」が特におすすめ

住信SBIネット銀行の定額自動振替
■住信SBIネット銀行の「定額自動振替」 (出典:住信SBIネット銀行)

 

住信SBIネット銀行でも、代表口座(円普通預金)から「SBIハイブリッド預金」や「目的別口座」へ定額自動振替を行うことができます。

 

ちなみに「目的別口座」とは、「教育費」「車購入費用」「マンションの頭金」など、用途に応じて代表口座とは別に作れる“貯金箱”のような口座です(10個まで設定可能)。

 

目的別口座から出金する場合は、代表口座(円普通預金)へ手動で振り替えてから行う必要があるため、安易に残高を使ってしまう心配もありません。

 

筆者も家計管理のために目的別口座を活用しており、現在は次の7つの“ポケット”を作っています。

 

  1. 交際費
  2. 水道代
  3. 旅行
  4. NHK
  5. 家賃の更新料
  6. 緊急用
  7. 繰り越し

 

比較ポイント⑨:定額自動入金

銀行 SBI新生銀行 住信SBIネット銀行
定額自動入金
サービス
なし あり

 

住信SBIネット銀行で利用できる「定額自動入金」は、他行口座から指定した金額を「毎月5日」または「毎月27日」に、無料で自動入金できるサービスです。

 

住信SBIネット銀行の定額自動入金サービス
■住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」 (出典:住信SBIネット銀行)

 

利用頻度はそれほど多くないかもしれませんが、会社から給与振込口座をメガバンクなどに指定されている場合でも、定額自動入金を設定しておけば、給与を住信SBIネット銀行へ自動的に移すことができます。

 

さらに、「定額自動入金」と「定額自動振込」を組み合わせれば、給与の受け取りから支払いまでを、次の画像のように自動化することも可能です。

 

住信SBIネット銀行の「定額自動入金」と「定額自動振込」の組み合わせ
■住信SBIネット銀行の「定額自動入金」と「定額自動振込」の組み合わせ (出典:住信SBIネット銀行)

 

この定額自動入金は、SBI新生銀行にはない便利な機能です。

 

比較ポイント⑩:米ドル/円の為替手数料

銀行 SBI新生銀行
(SBIハイパー預金)
住信SBIネット銀行
米ドル/円
為替手数料
通常 6銭
※ダイヤモンドステージ
6銭(片道)
積立 0銭(買付時)
※プログラム適用

 

米国株式や米国ETFなどを買う場合は日本円から米ドルに両替する必要があり、その際に為替手数料が発生します。

 

SBI新生銀行の米ドル/円の為替手数料は、SBIハイパー預金の設定をすると最上位のダイヤモンドステージが適用され、片道6銭まで下がります(スタンダードステージは片道15銭)。

 

SBI新生銀行の米ドル/円為替手数料(ステージ別)
■SBI新生銀行の米ドル/円為替手数料(ステージ別) (出典:SBI新生銀行)

 

一方、住信SBIネット銀行の米ドル/円の為替手数料も片道6銭ですが、外貨積立の場合は「外貨積立応援プログラム」が適用され、米ドル/円を含む9通貨の買付時の為替コストが0銭になります(通常は3銭)。

住信SBIネット銀行の「外貨積立応援プログラム」の対象通貨ペア
 
外貨積立応援プログラムの対象通貨ペア
(出典:住信SBIネット銀行)
 

そのため、米ドル/円の為替手数料で銀行を選ぶなら、外貨積立の買付コストがプログラム適用で0円になる住信SBIネット銀行のほうがおすすめです。

 

\口座連携サービスで入出金がスムーズに/

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4.「SBI新生銀行」で実施中のSBI証券関連のキャンペーン

プレゼントボックス
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、SBI新生銀行で実施しているSBI証券関連のキャンペーンを紹介します。なお、住信SBIネット銀行はSBIグループではなくなったため、SBI証券に関連するキャンペーンは実施していません。

①「〈新規口座開設特典〉ウェルカムプログラム」

〈新規口座開設特典〉ウェルカムプログラム
(出典:SBI新生銀行)

 

「〈新規口座開設特典〉ウェルカムプログラム」では、以下の6つの条件を達成すると、最大20,000円がキャッシュバックされます。

 

■「ウェルカムプログラム」の内訳

  条件 特典

SBI新生銀行の新規口座開設&エントリー

1,500円

SBI証券との外貨入出金サービスの利用で、
1回1,000ドル以上の入金もしくは出金

1,500円

1回1万円以上の口座振替による引き落とし

2,000円

SBI新生銀行を給与振込口座にして、
1回3万円以上の入金を確認

5,000円

円から米ドル定期預金を100万円以上設定

最大10,000円

 

すべて達成するのは難易度が高いため、無理なく達成できそうな条件からチャレンジしましょう。

 

 

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5. よくある質問【FAQ】

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行に関するよくある質問に5つ回答します。

Q1.「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の口座は両方開設できますか?

「SBIハイパー預金」と「SBIハイブリッド預金」の併用はできませんが、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の口座を両方開設することは可能です。

 

どちらかをメインバンクにして、もう一方をサブ口座として利用する方法も有効です。

 

Q2.「SBIハイパー預金」と「SBIハイブリッド預金」はNISAでも利用できますか?

はい、できます。SBI証券でNISA口座を開設していれば、SBIハイパー預金またはSBIハイブリッド預金の残高をNISA成長投資枠の買付余力に反映させて株式を購入したり、NISAつみたて投資枠で投資信託を積立したりできます。

 

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Q3.「SBIハイパー預金」が誕生したことで、現在「SBI新生コネクト」を利用している人はどうなりますか?

現在、SBI新生コネクトを利用している方は、当面はそのまま継続して利用できます。ただし、SBI新生コネクトは2026年下期以降にサービス終了予定です。

 

そのため、SBI新生コネクトの操作に慣れている方は、SBIハイパー預金への切り替えをおすすめします。詳細は、SBI新生銀行の公式サイト『SBI新生コネクトをご利用中のお客さまへ』をご覧ください。

 

Q4.「SBIハイブリッド預金」から「SBIハイパー預金」に切り替えはできますか?

SBIハイブリッド預金からSBIハイパー預金への切り替え・変更は可能です。

 

ただし、その際はまずSBIハイブリッド預金の休止手続きをしてから、SBIハイパー預金を申し込む必要があります。

 

Q5. SBI証券と「三井住友銀行」は口座連携できますか?

三井住友銀行はSBI証券と資本業務提携をしていますが、口座どうしを連携して自動入出金できるようになるサービスはありません。

 

三井住友銀行の「SBI証券連携サービス」は、口座ではなく三井住友銀行アプリとSBI証券の口座を連携させることで、アプリ内でSBI証券の口座残高や損益状況を確認できるというものです。

 

6. まとめ

本記事では「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の違いを、SBI証券との口座連携サービス「SBIハイパー預金」と「SBIハイブリッド預金」を通じて解説しました。

 

最後に、冒頭で紹介した比較表を改めて掲載します。情報の整理にお役立てください。

 

■「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の比較

SBI証券と連携する銀行 SBI新生銀行のロゴ 住信SBIネット銀行のロゴ
口座連携サービスの名称 SBIハイパー預金
(SBI新生コネクトの後継サービス)

SBIハイブリッド預金
(預り金自動スィープサービス)

  SBI証券の
買付余力への反映
反映される 反映される
SBI証券への
自動入金の対象商品
株式、投資信託、
国内ETF、債券など
の買付代金

株式、投資信託、
国内ETF、債券、
先物オプション、ワラント
の買付代金

  銀行への自動出金

株式等の売却代金の
受渡日に出金

株式等の売却代金の
受渡日に出金

銀行の優遇金利

年0.50%(税引前)

※最上位のダイヤモンドステージ
の預金金利年0.40%(税引前)
よりも高金利

年0.31%(税引前)
※SBIハイブリッド預金

  他行宛振込手数料
の無料回数
月10回
※ダイヤモンドステージ

月1~20回
⇒ランク2で月5回

  提携金融機関ATM
手数料の無料回数
無制限
※ダイヤモンドステージ

月2~20回
⇒ランク2で月5回

  定額自動振込 なし あり
  定額自動振替 あり あり
  定額自動入金 なし あり
  米ドル/円
為替手数料
通常 6銭
※ダイヤモンドステージ
6銭(片道)
積立 0銭(買付時)

 

「SBIハイパー預金」の登場により、SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金はいずれも株式や投資信託など幅広い商品の自動入金に対応するようになり、2つの口座連携サービスの差はほとんどなくなりました。

 

ただし、本来の銀行サービスの内容にはそれぞれ一長一短があるため、SBI証券と連携する銀行を選ぶ際は、自身のニーズに合ったサービスを比較して選ぶことが大切です。

 

本記事を参考にして、SBI証券の口座連携サービスを最大限活用し、よりお得な方法で資産運用に取り組みましょう。

 

\資産運用を始めるなら/

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SBI証券への取材風景

 

グループ全体の口座開設数が1,600万(2026年5月1日時点)を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。

2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。