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2024年からスタートした新しいNISA(以下、新NISA)。開始からもうすぐ1年経ちますが、様々な理由で別の金融機関に変更したいと考えている人もいるはずです。
そこで本記事では、ネット証券2強といわれるSBI証券と楽天証券に関して、すでに保有している楽天証券のNISA口座をSBI証券に変更する方法を解説します。
「自分が貯めているポイントがSBI証券なら貯まる」
「iDeCoはSBI証券でやっているから、NISAもSBIにしよう」
「SBI証券のサイトがリニューアルされて使いやすそう」
のようなことを思っている方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、NISA口座の金融機関の変更方法は他社でも大体同じなので、楽天証券以外の金融機関から他社への乗り換えを検討している人にも役立つ内容になっています。
現在の金融機関に不満がある場合は、制度開始からまだ1年も経っていないこのタイミングで他社に乗り換えるのも選択肢の一つです。
■お知らせ
SBI証券では、9月27日より他の金融機関からNISA口座を変更する手続きがウェブでもできるようになりました(参照:SBI証券の2024年9月26日のプレスリリースより)。
変更前の金融機関が電子化に対応していなければ従来どおり紙の書類を取り寄せる必要がありますが、SBI証券ではその情報を所定のフォームに入力するだけで済み、以前より変更手続きが簡略化されました。
本記事では、従来の方法に加えて、ウェブでの手続き方法にも触れています。
1. 楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更する方法
楽天証券のNISA口座をSBI証券に変更する流れは、次の5ステップです。
■楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更する流れ
※1.~3.の順番は問わず
順番に解説します。
STEP1:楽天証券で「勘定廃止通知書」を発行する
NISA口座を変更する場合、現在NISA口座を開設している金融機関、つまり楽天証券から「勘定廃止通知書」を発行してもらう必要があります。公式サイトなどには「『勘定廃止通知書』または『非課税口座廃止通知書』」と書いてある場合がほとんどですが、用途の違いは以下のとおりです。
- 勘定廃止通知書:NISAは続けるが、来年からは別の金融機関に「変更」する。
- 非課税口座廃止通知書:NISA口座を「解約」し、口座内の銘柄を課税口座に払い出してNISAをやめる。
今回はNISA口座の変更なので、「勘定廃止通知書」を請求します。勘定廃止通知書の発行は電話でもできますが、楽天証券の場合はWEBサイトから請求することもできます。
ここでは、楽天証券のNISA口座を開設している場合で、PCサイトから書類を請求する方法を紹介します。
- 楽天証券のWEBサイトにログインする
- 「NISA」をクリック
- 「管理・手続き」をクリック
- 「他の金融機関へNISA口座を移す」をクリック
- 「変更」をクリック
楽天証のWEBサイトにログインしたら、上部メニューの「NISA」>「管理・手続き」の順にクリックします。
「NISA口座申込/受付状況」の画面が表示されるので、下のほうにスクロールしてください。そして、「NISA口座 各種手続き」の項目内の「金融機関変更手続き(楽天証券⇒他社)」をクリックします(10月以降に表示されます)。
「NISA口座を開設する金融機関の変更申込」の画面が出てきたら、「変更」をクリックしてください。なお、引っ越し後の住所変更をまだしていない方は、その上の「こちら」から早めに手続きをしてください。
「金融機関変更/受付完了」と表示されたら完了です。数営業日で「勘定廃止通知書」が郵送されてきます。
STEP2:(SBI証券の口座を持っていなければ開設する)
SBI証券の総合口座(株式取引などができる口座のこと)を持っていない人は、こちらのページから開設しましょう。すでに総合口座を持っている人は、「STEP3:SBI証券にNISA口座開設届出書を請求する」に進んでください。
途中で「NISAの選択」の画面が出てくるので、「NISAを申し込む(無料)」を選びます。
ただし、必ず「他社から乗り換える」を選択してください。NISA口座は1人1口座しかできず、この時点ではまだ楽天証券のNISA口座を持っていることになっているためです。
なお、口座開設完了通知の受取方法を「メールで受け取る」にした場合は、口座開設完了通知のメールを受信後にNISA口座開設届出書が郵送されてきます。受取方法を「郵送で受け取る」にした場合は、「口座開設完了通知+NISA口座開設届出書」が一緒に送られてきます。
STEP3:SBI証券に「NISA口座開設届出書」を請求する
すでにSBI証券の口座を持っている人は、SBI証券のWEBサイトにログイン後、上部メニューの「NISA」をクリックして、「他社からの乗り換え」から手続きを進めます。
「NISA 金融機関変更によるSBI証券への口座開設お申込み」の画面で約款に目を通したら、チェックボックスにチェックを入れます。「書類請求を申し込む」のボタンが赤に変わったら、クリックして書類を請求します。
書類の請求から到着までにかかる日数は5日程度です。「NISA口座開設届出書」が届いたら、名前を記入しましょう。
STEP4:SBI証券に必要書類を返送する
次の3種類の書類が揃ったら、まとめてSBI証券に返送します。
- 勘定廃止通知書(楽天証券より)
- NISA口座開設届出書(SBI証券より)
- 本人確認書類のコピー(自分で用意)
なお、SBI証券に「マイナンバー」をまだ提出していない場合は、このタイミングでマイナンバーを確認できる個人番号記載書類(「マイナンバーカード」または「通知カード+運転免許証のコピー」)を同封して返送しましょう。
【補足】ウェブで手続きをする場合
2024年9月27日月以降、ウェブで変更手続きをする場合は、STEP3.とSTEP4.を簡略化できます。楽天証券から送られてきた「勘定廃止通知書」に書かれている情報をもとに、SBI証券で次のように入力しましょう。
STEP5:NISA口座の変更完了
SBI証券と税務署で書類の審査が完了すると、SBI証券のWEBサイトにログインしたときに表示される「重要なお知らせ」に、次のような「NISA口座開設完了」のお知らせが届きます。
混雑状況にもよりますが、NISA口座の金融機関の変更には2~4週間かかるので、早めに手続きを行いましょう。
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2. SBI証券で新NISAを始めるメリット
ここでは、NISA口座をSBI証券に変更するにあたり、“SBI証券ならではの新NISAのメリット”を3つ紹介します。
それぞれ解説します。
メリット①:クレカ積立ができるカードの選択肢が8種類
SBI証券は金融商品仲介業を強化しており、クレカ積立に対応しているカードが8種類と多いのが特長です。
■SBI証券で「クレカ積立」ができる8種類のカード
カードの種類 | 付与されるポイント | 主なカード(例) | |
---|---|---|---|
① | 三井住友カード | Vポイント |
・三井住友カード(NL) ・三井住友カード ゴールド(NL) ・三井住友カード プラチナプリファード※1 |
② | Olive フレキシブルペイ |
・Olive一般 ・Oliveゴールド ・Oliveプラチナプリファード |
|
③ | アプラスカード | アプラスポイント |
・APLUS CARD with(一般カード) ・新生アプラスゴールドカード(ゴールドカード) |
④ | 東急カード | 東急ポイント |
・TOKYU CARD ClubQ JMB ・TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド |
⑤ | タカシマヤカード | タカシマヤポイント |
・タカシマヤカード ・タカシマヤカード《ゴールド》 |
⑥ | UCSマーク のついたカード |
・Uポイント ・majicaポイント |
・majica donpen card ・UCSゴールドカード |
⑦ | 大丸松坂屋カード | QIRAポイント |
・大丸松坂屋カード ・さくらパンダカード ・大丸松坂屋ゴールドカード ・大丸松坂屋お得意様ゴールドカード |
⑧ | オリコカード | ・オリコポイント ・暮らスマイル ・提携先オリジナルポイント |
・Orico Card THE POINT ・Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD ・Orico Card THE GOLD PRIME ・Orico Card THE PLATINUM ・その他提携クレジットカード |
他社の場合、クレカ積立に利用できるカードは通常は1社だけですが、SBI証券なら8種類のクレジットカードから選ぶことができ、そのカード会社が発行しているポイントを貯めることができます。
ちなみに、Vポイントは三井住友グループが発行するポイントです。1ポイント=約1円分の価値があり、Amazonギフトカードなどのオンラインギフト券に交換できたり、SBI証券で投資信託をスポット購入したりするときなどに利用できます(=「Vポイント投資」)。
メリット②:貯まるポイントの選択肢が5種類
SBI証券には様々な局面でポイントが貯まる「ポイントサービス」があり、「Vポイント」「Pontaポイント」「dポイント」「JALのマイル」「PayPayポイント」の5種類からメインで貯めるポイントを選ぶことができます。
三井住友カードまたはOliveフレキシブルペイによるクレカ積立で付与されるポイントはVポイント一択ですが、メインポイントをVポイントに設定しておけば、投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」とダブルでVポイントを獲得することもできます。
■SBI証券の投信積立で貯まるポイント
タイミング | ポイント |
---|---|
クレカ積立時 | Vポイントのみ |
保有時 | ・Vポイント ・Pontaポイント ・dポイント ・JALのマイル ・PayPayポイント から1つを選択 |
このように、SBI証券の新NISAはクレカ積立に対応しているカードや貯まるポイントの種類が多く、使い勝手がいいのが特長です。
メリット③:IPOの取扱い銘柄数が多い
新NISAの「つみたて投資枠」の対象銘柄は、金融庁が定めた一定の条件を満たす300本の投資信託とETFです(具体的な銘柄は金融庁のサイトを参照)。
一方、「成長投資枠」では株式の個別銘柄への投資も可能で、IPO(新規上場株)の抽選で獲得した銘柄をNISA口座で取引することもできます。このIPOは上場初日に募集したときよりも高い株価がつく傾向があることで人気の商品で、取扱い銘柄数と抽選のルールは各社異なります。
SBI証券はIPOの取扱い銘柄数が多く、1年間に新規上場するIPO銘柄の90%以上の抽選に参加できます。
■SBI証券のIPOの取扱い実績
2023年 | 2022年 | 2021年 | |
---|---|---|---|
IPO銘柄数(全体) | 96 | 91 | 125 |
SBI証券のIPO 取扱い銘柄数 |
91 (約95%) |
89 |
122 |
SBI証券が主幹事 を務めた銘柄数 |
17 | 13 | 21 |
※カッコ内の数字は、年間の全IPO件数に対してSBI証券が取り扱った割合
そのため、SBI証券でIPO銘柄を抽選で獲得して新NISAの成長投資枠で購入して売却すれば、約20%の税金が課されることなく利益を丸々受け取ることも不可能ではありません。
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3. NISA口座の金融機関を他社に変更するときのデメリット(注意点)
本章では、楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更するときに限らず、NISA口座の金融機関を他社に変更するときの注意点を3つお伝えします。
それぞれ解説します。
デメリット①:2025年に1円でもNISA枠を利用すると2025年中に変更できない
NISA口座の金融機関の変更は、その年にNISA枠を利用していなければ1月でも9月でもいつでも手続き可能です。しかし、1円でもNISA枠を利用している場合は、変更手続きは10月以降からしかできません。
現在、楽天証券のNISA口座で投資信託の積立設定をしている場合、2025年1月に注文が執行されてしまうと変更までさらに1年待つことになります。そうならないように、余裕を持って2024年11月中には変更手続きを進めることをおすすめします。
デメリット②:金融機関の変更まで2~4週間かかる
NISA口座を開設するには税務署の審査が必要で、NISA口座の金融機関の変更には2~4週間かかります。
そのため、2025年1月から気持ちよく新しいNISA口座で資産形成をスタートさせたい方は、積立設定の締切日から逆算して、余裕を持って手続きをするようにしましょう。
その際、書類に不備があると郵送で戻されて余計に時間がかかるのでご注意ください。
デメリット③:NISA口座で保有している銘柄は移管できない
SBI証券に限った話ではありませんが、NISA口座で保有している銘柄は、乗り換え後のNISA口座に移管することはできません。いったん売却し、変更後のNISA口座で買い直すこともできますが、その場合は取得価格が変わってしまいます。
変更前のNISA口座で保有している銘柄はそのままNISA口座で取得した分として非課税で保有することも可能ですが、新規の買付はできません(課税口座なら買付可能)。
このように、NISA口座を変更することにより、今後は2つの金融機関にログインしてNISAの保有資産を管理することになる点にはご留意ください(NISAの生涯投資枠は1,800万円で変わりません)。
ただし、変更前のNISA口座で保有していた銘柄を売却すれば、売却分(購入時の金額)の非課税投資枠が翌年に変更後のNISA口座で復活します。
【補足】課税口座で保有している銘柄は他社に移管できる!
変更前のNISA口座で保有している銘柄を、乗り換え後のNISA口座に移管することはできません。しかし、課税口座(特定口座または一般口座)で保有している銘柄を他社の課税口座に移すことは可能です。
ただし、たとえば楽天証券からSBI証券に投資信託を移管すると、次の手数料が発生します(入庫手数料は無料)。
- 楽天証券からの出庫手数料:1銘柄につき3,300円(税込)
- SBI証券への入庫手数料:無料
このように、出庫手数料が発生する証券会社がほとんどです。
手数料がネックになっている人は、次章で紹介する「4.2. 投信お引越しプログラム」を活用して、実質無料で投資信託を移管しましょう。SBI証券が出庫手数料を負担してくれます。
■SBI証券のサポートデスク
(平日)※ガイダンス番号「3番」がNISA・投資信託
固定電話:0120-104-214(無料)
携帯電話:0570-550-104(有料)
受付時間:8時~17時(土日祝・年末年始を除く)
(土日)※NISA・投資信託専用
固定電話:0800-170-2888(無料)
携帯電話:03-6629-9719(有料)
受付時間:9時~17時(平日・年末年始を除く)
4. SBI証券で実施中のおすすめキャンペーン
SBI証券では常に複数のキャンペーン・プログラムを実施しています。本章では、現在実施中の投資信託に関するお得なキャンペーンとプログラムを1つずつ紹介します。
4.1. 景品総額1億円!? SBI証券NISA応援キャンペーン
■キャンペーンの概要
概要 |
●キャンペーン1 |
実施期間 |
●キャンペーン1 |
参加方法 | 下記本文を参照 |
補足 (注意点) |
・エントリー要す ・他社のNISA口座からの変更も対象 |
キャンペーンは1~3まであり、実施期間や内容が異なるので、詳細をよく読んでチャレンジしましょう。
キャンペーン1:Xのフォロー&リポストで500円相当のデジタルギフト券が1,000名に当たる
キャンペーン1は、SBI証券の公式Xアカウントをフォローし、本キャンペーンの投稿をリポスト後、URLから抽選に参加すると、スターバックスやウーバーイーツ、すかいらーくグループなどで使える「giftee Box」のデジタルギフト券500円分が抽選で1,000名に当たるという内容です。
上限に達すると終了になるため、早めに参加することをおすすめします。抽選結果はその場でわかります。
キャンペーン2:NISAの口座開設&クイズに全問正解+エントリーでもれなく2,000円
キャンペーン2は、SBI証券のNISA口座を開設後、ログインして簡単なクイズに全問正解してエントリーすると、もれなく現金2,000円がもらえるという内容です。
NISA口座の開設は他社からの変更でもOKなので、現在のNISA口座に不満を持っている人はこの機会に乗り換えを検討しましょう。
キャンペーン3:投信積立デビューor増額で抽選で最大10万円が当たる
キャンペーン3の対象は、以下のいずれかの人。SBI証券で新規でNISA口座を開設する人だけではなく、他社から乗り換える人、すでにSBI証券のNISA口座を持っている人すべてが対象になります。
- SBI証券でNISA口座を開設した人
- NISA口座を他社からSBI証券に乗り換えた人
- すでにSBI証券のNISA口座を持っている人
キャンペーン3にエントリー後、投資信託を新規の人は月額平均5,000円以上の積立設定、すでに積立中の人は9月の積立額と比較して平均5,000円以上を増額すると本キャンペーンの対象になります(課税口座でもOK)。
特典の内訳は以下のとおり。
- 10万円 :10名
- 1万円 :300名
- 1,000円 :1,000名
抽選に外れた人全員で500万円を山分けするので、確実に現金を獲得することができます。
4.2. 投信お引越しプログラム(NISAは対象外)
■プログラムの概要
概要 |
他社で購入した投資信託をSBI証券に移管すると、 |
実施期間 | 常時開催 |
参加方法 |
1. 移管元金融機関で出庫依頼 2.「投資信託入庫申込書」と「領収書の写し」をSBI証券に郵送 3. SBI証券より、出庫手数料と同じ金額が総合口座に入金される |
補足 (注意点) |
・移管完了まで2週間以上かかる ・出庫手数料はいったん自己負担する必要あり ・NISA口座内の投資信託は対象外 |
「投信お引越しプログラム」は、他社で購入して保有している投資信託をSBI証券に移管する際、出庫手数料をSBI証券が負担してくれるという内容です。対象は課税口座で保有している投資信託だけですが、そもそもNISA口座で保有している銘柄は他社に移管できません。
出庫手数料は1銘柄につき大体3,300円かかり、たとえば他社で保有している3つのファンドをすべて出庫する場合は、9,900円の負担になります。しかし、本プログラムを活用すると、キャッシュバックにより実質無料で移管できます。
「投資信託はSBI証券でまとめて運用したい」
「投信マイレージで毎月着実にポイントを貯めたい」
という人は、本プログラムの活用を検討しましょう。
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5. よくある質問
最後に、NISA口座の金融機関の変更に関するよくある質問に3つ回答します。本文と重複している内容もありますが、復習のためにお役立てください。
Q1. NISA口座の金融機関の変更はいつからできますか?
現在保有しているNISA口座でその年に1円も投資していない場合は、1~9月のいつでも変更手続きが可能で、その年から乗り換え後のNISA口座で取引ができます。
一方、現在保有しているNISA口座でその年に1円でも投資している場合は、10月以降にならないと変更手続きができません。乗り換え後のNISA口座での取引も翌年1月からです。
Q2. 今からNISA口座の変更手続きをすると、2024年はもうNISAで取引できませんか?
現在NISA口座で取引をしている場合、2024年10~12月にNISA口座の変更手続きをしても、年内までは現在のNISA口座で取引できます。
10~12月に行うNISA口座の変更手続きは、あくまでも来年から取引するNISA口座の“予約”だとお考えください。
Q3. SBI証券で2025年1月からNISAでクレカ積立を始めるには、いつまでに設定が必要ですか?
2025年1月からSBI証券で三井住友カードを利用してクレカ積立を始めるには、2024年12月10日(火)までに設定する必要があります。
ただし、クレカ積立の設定が間に合わなかった場合は、2025年1月に入ってからでも証券口座からの引き落とし(現金決済)による積立設定であれば、翌営業日に積立買付が可能です。また、積立買付ではなく(1回限りの)スポット買付であれば、いつでも発注可能です。
6. まとめ
この記事では、楽天証券のNISA口座をSBI証券に変更する方法を中心に解説しました。
取引する金融機関をまとめると資産管理がしやすくなりますが、「現在のNISA口座のクレカ積立のポイント還元率が下がった」などの理由で安易に金融機関を変更するのはおすすめしません。
ポイント還元率の変更は今後も起こり得るので、現在のサービス内容だけで判断しないようにしましょう。
自分が気に入ってずっと付き合っていきたいと思える証券会社で、腰を据えて資産形成に取り組んでください。
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グループ全体の口座数が1,200万を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。
2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。