SBI証券で「米国株」を始める方法を、外国株式取引口座の開設から入金方法、個別銘柄の買い方まで、FP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が実際のスマホアプリとPC画面を使って初心者にもわかりやすく解説します。
SBI証券で「米国株」を買う方法は?外国株取引の始め方を初心者にもわかりやすく解説 (※写真はイメージです/PIXTA)

『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。

SBI証券は、米国株の取り扱い銘柄数がトップクラスの人気ネット証券です。本記事では、

 

「米国株に興味があるけど難しそう」

「『円』と『ドル』がごちゃごちゃになりそう」

「SBI証券の総合口座を持っているけど、米国株はどうやって買うの?」

 

という悩みや疑問を持っている人に、SBI証券で米国株を始める方法から買い方まで、海外株投資が初めての人にもわかりやすくお伝えします。

 

最後まで読めば、SBI証券で自信を持って米国株取引にチャレンジできます。

 

\ SBIグループ全体の口座数が1,300万を突破/

SBI証券の公式サイトを見る

 

SBI証券における米国株の始め方~買い方の流れ

 

はじめに:SBI証券の「米国株取引サービス」の概要

(SBI証券公式YouTubeチャンネル『【米国株投資】あの有名企業の株主にもなれる!?米国株の魅力とは?』)

 

SBI証券で米国株を買うのが初めての人に、SBI証券の米国株取引サービスの概要を紹介します。

 

■SBI証券の「米国株取引サービス」の概要

取り扱い銘柄数 5,070銘柄(2024年12月2日時点)
取引手数料
(税込)
課税口座 約定代金
2.22
米ドル以下
2.22~4,444.45
米ドル
4,444.45
米ドル以上
無料 約定代金の0.495% 22米ドル
NISA口座 無料
為替手数料
(日本円⇔米ドル)
1米ドルあたり25銭
→外貨決済の「リアルタイム為替取引」の為替手数料は無料
取引時間
(日本時間)
標準時間:23時30分~6時
サマータイム:22時30分~5時
※ 3月の第2日曜日~11月の第1日曜日
取引チャネル PC向け:外貨建て商品取引サイト
スマホ向け:米国株アプリ
NISA口座 成長投資枠のみOK
積立サービス 米株積立

 

次章では、SBI証券で米国株を買う第一歩となる「外国株式取引口座」を開設する方法を説明します。

 

\ 米国株の取扱い銘柄数はトップクラス/

SBI証券の公式サイトを見る

 

1. SBI証券での「米国株」の始め方…「外国株式取引口座」を開設するには?

カードを持っている女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券で米国株(外国株式)を買うには、日本株等が取引できる「証券総合口座」とは別に「外国株式取引口座」を開設する必要があります。

 

ただし、すでにSBI証券の総合口座を持っている人は、ログイン後に申請をするだけ取引できるようになります。

 

SBI証券の口座を持っている人と持っていない人に分けて解説します。

 

1.1. SBI証券の証券総合口座を持っている人

SBI証券の証券総合口座を持っている人は、外国株式取引口座の申請をしましょう。マイナンバーカード等の書類は不要です。

 

ログイン後、サイドメニューの「取引と口座開設」から「外国株式 信用(米国株式)」をクリックしてください。

 

取引と口座開設(開設)
(引用:SBI証券)

 

そして、以下の情報や内容を確認・入力しましょう。

 

  • 外国株式に関する投資経験や知識
  • リスクに関する承諾
  • 必要な書類の電子承諾(規約、契約条件など)

 

申請内容を確認し、「送信」ボタンをクリックすると、SBI証券側で審査が行われます。不備がなければ、1〜2営業日以内に外国株式取引口座が開設され、「開設」から「取引」に変わります。

 

取引と口座開設(取引)

 

なお、外国株式取引口座を開設すると、米国株以外にも中国株や韓国株など合計9ヵ国の外国株式を取引できるようになります。

 

 

1.2. SBI証券の証券総合口座を持っていない人

SBI証券の証券総合口座を持っていない人は、総合口座を開設するところから始めましょう。外国株式取引口座だけを開設することはできません。

 

なお、SBI証券の総合口座の開設方法は、『SBI証券の口座開設の流れ…かかる日数や注意点、おすすめ初期設定は?』でわかりやすく解説します。

 

総合口座を開設できたら、外国株式取引口座の申請をしましょう。総合口座を開設するときに一緒に申し込むことはできません。

 

\ SBIグループ全体の口座数が1,300万を突破/

SBI証券の公式サイトを見る

 

関連記事

 

2. 決済方法に応じて入金する

円貨決済もしくは外貨決済

 

米国株の買付は「米ドル」で行います。決済方法には「円貨決済」「外貨決済」の2種類があり、事前に決めた決済方法に応じたやり方で入金する必要があります。

 

米国株を買うときに最初につまずくポイントだと思うので、しっかり理解しておきましょう。「円貨決済」と「外貨決済」という入金方法があるわけではありません。

2.1. 円貨決済

円貨決済のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

「円貨決済」を一言で説明すると、日本円で米国株を買う決済方法です。

 

SBI証券の証券総合口座に日本円を入金すれば、外国株式取引(円貨決済)の買付余力に即時反映されるので、日本株を買うのと同じように米国株を購入できます。

 

実際はSBI証券が日本円から米ドルに両替をしてくれるので、対価として手数料が発生しますが、自分でドル円を用意する必要がないので、円貨決済は特に初心者におすすめです。SBI証券の調べによると、約76%の人が初めての米国株取引に円貨決済を選んでいるようです。

 

※ 2023年4月~2024年3月に米国株式をSBI証券で初めて取引した顧客のうち、初めての取引が円貨決済の顧客の割合

 

ちなみに、円貨決済をするには1米ドルあたり25銭(0.25円)の為替手数料がかかり、たとえば200USDの銘柄を1株、円貨決済で買うときにかかる為替手数料は50円です(通常はその他に取引手数料がかかります)。

 

関連記事

 

2.2. 外貨決済

外貨決済のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

「外貨決済」はその名のとおり、外貨(米国株取引の場合は「米ドル円」)で決済する方法です。米国のマクドナルドでハンバーガーを購入するときに米ドルで支払うのと同じことです。

 

円貨決済の場合はSBI証券に日本円を入金しておく必要がありますが、米国株の注文画面では「円貨決済」を選択するだけで済みます。

 

一方、外貨決済の場合は日本円を自分で米ドル円に両替し、米国株の注文画面で「外貨決済」を選択します。自分で両替をするので一手間かかりますが、円貨決済より手数料を抑えられる点がメリットです。

 

2.2.1. 為替取引

為替取引のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

外貨の両替は「為替取引」で行い、そのときに利用するのが「リアルタイム為替取引」です。

 

SBI証券は手数料無料化の「ゼロ革命」の一環で米ドル/円の「リアルタイム為替取引」の為替手数料を無料にしているので、米国株を低コストで買付できます(インターネットコース限定)。ただし、先ほどの円貨決済の為替手数料は無料化の対象外となっており、1米ドルあたり25銭(0.25円)の為替手数料がかかります。

 

そのため、少しでも安い手数料で米国株を始めたい場合は、事前にSBI証券のリアルタイム為替取引で自分で日本円を米ドルに両替して発注額の相当額を用意し、米国株の注文画面で「外貨決済」を選択しましょう。

 

■「リアルタイム為替取引」ができる時間帯

曜日 夏時間 冬時間
(月) 7時~24時
※19時~19時30分を除く
7時~24時
※19時~19時30分を除く
(火)~(金) 0時~24時
※5時30分~6時、19時~19時39分を除く
0時~24時
※6時30分~7時、19時~19時30分を除く
(土) 0時~5時30分 0時~6時30分
リアルタイム為替取引のやり方
 
リアルタイム為替取引の手順①
リアルタイム為替取引の手順②
 

 

2.2.2. 外貨で入金する

外貨積立応援プログラム
(引用:住信SBIネット銀行)

 

「外貨決済」を利用するには、リアルタイム為替取引以外にも両替する方法はあります。

 

住信SBIネット銀行またはSBI新生銀行の外貨預金にある外貨を、SBI証券の「外貨入出金サービス」を利用して入金するのも1つの方法で、SBI証券の外国商品取引口座の買付余力に即時反映されます(入金手数料は無料)。

 

ただし、外貨での入金は使いこなせれば便利ですが難しいので、米国株に初めて挑戦する人は、「円貨決済」もしくは「外貨決済のリアルタイム為替取引」を利用することをおすすめします。

 

\ 米ドル円のリアルタイム為替取引手数料が無料化/

SBI証券の公式サイトを見る

 

関連記事

 

3. SBI証券での「米国株」の買い方

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

円貨決済にするか外貨決済にするか決めて入金したら、SBI証券で実際に注文してみましょう。

 

スマホアプリとPCで発注する手順をそれぞれ解説します。

3.1. SBI証券での米国株の買い方【スマホアプリ編】

スマホを操作している女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券で米国株をスマホアプリで買う場合は、専用の「SBI証券米国株アプリ」をインストールしておきましょう。日本株の取引ができる「SBI証券  アプリ」では米国株を買えません(現在、1つのアプリで発注できるようにリニューアル中)。

 

 

注文方法の流れは、次の5つのステップです。

 

 

順番に解説します。

STEP1:ログイン後、「検索」から買う銘柄を探して表示する

スマホアプリを起動し、ユーザーネーム(ログインID)とパスワードを入力してログインしましょう。ログイン情報は共通です。

 

ログイン

 

ログインすると、標準では次のようなマーケット情報が表示されます。下の「検索」をタップして、買う銘柄の注文画面を表示させましょう。

 

ここでは、飲料会社コカ・コーラ(ティッカー:KO)の株を円貨決済で1株買ってみます。ティッカーは日本株の銘柄コードのようなもので、個々の銘柄を識別するためにつけられます(米国株の場合はアルファベット)。

 

検索

 

目的の銘柄にたどり着く方法はいくつかありますが、ここでは、検索ボックスに銘柄名の一部を入れて一覧から探す方法を紹介します。検索ボックスに「コーラ」と入れてください。

 

すると、銘柄名に「コーラ」の入った銘柄一覧が表示されます。ティッカー「KO」の「コカ・コーラ」をタップしましょう。

 

コーラ

 

STEP2:「現物買」をタップする

目的の銘柄の株価チャートが載った画面が表示されたら、銘柄が合っているか、「サマリー」から事業内容を確認しておきましょう。米国株は日本株より馴染みが薄いので、誤って似た銘柄を買わないようにするためです。

 

サマリー

 

今回の場合、飲料会社のコカ・コーラだと書いてあったので、大丈夫そうです。左側の「現物買」をタップして、注文画面に進みましょう。

 

現物買

 

STEP3:注文内容を入力する

数量(株数)や価格など注文内容を入力していきます。

 

コカ・コーラの注文入力画面

 

①「預り区分」

どの口座で買付するかを選択します(ここでは特定口座の「特定」を選択)。

 

一般口座は、確定申告などで必要な「年間取引報告書」を自分で作成する必要があります。そのため、初心者は証券会社が作成してくれる「特定口座」を選ぶことをおすすめします。

 

なお、SBI証券のNISA口座を開設している人は、ここに「NISA」も表示されます。

 

②「数量」

発注する数量(株数)を入力します。米国株は1株以上1株単位で購入できます(ここでは「1株」)。

 

③「価格」と「注文方法」

注文方法を選びます。基本的には「指値」を選択しましょう。

 

入力する価格は、上に表示されている「現在値」や、「気配値」をタップすると表示される「板情報(売買注文の価格と数量を表示した情報)」を参考にしてください(ここでは「63.00USD」)。

コカ・コーラの気配値
 
コカ・コーラの気配値
 

 

④「期間」

注文の有効期限を決めます。取引に慣れるまでは、注文が成立しなかった場合は自動で取り消しになる「当日中」を選び、その都度発注することをおすすめします。

 

⑤「決済方法」

決済方法は「外貨決済」と「円貨決済」から選べます。

 

ここでは、日本円で買付できる「円貨決済」を選択します(SBI証券が米ドル円に両替して買付を行います)。

 

STEP4:取引パスワードを入力して「確認へ」をタップする

注文内容を入力し、取引パスワードを入れたら、「確認へ」をタップします。

 

確認へ

 

「確認画面省略」にチェックを入れると、注文内容を確認することなく即発注できます。

 

しかし、注文が成立すると取り消しができないので、どんなに急いでいても誤発注を避けるために確認画面で必ずチェックしましょう。

 

STEP5:注文内容を確認して「発注する」をタップする

確認画面をチェックし、「発注する」をタップしたら完了です。

 

発注する

 

次の画像のように、「ご注文を受付いたしました」と表示されるのを確認しましょう。

 

ご注文内容を受付いたしました

 

なお、注文が成立する前であれば、「注文照会」から取り消しや訂正ができます。

 

3.2. SBI証券での米国株の買い方【PC編】

パソコンを操作している女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

スマホアプリの次は、PCから米国株を買う手順を紹介します。流れはスマホの場合とほぼ同じで、説明が重複する箇所もありますが、復習のためにお役立てください。

 

注文方法の流れは、次の5つのステップです。

 


順番に解説します。

STEP1:ログイン後、「外国株式取引サイト」に進む

SBI証券のPCサイトを開き、ユーザーネーム(ログインID)とパスワードを入力してログインしてください。ログイン情報は共通です。

 

次に、上のメニューから「外国株式 海外ETF取引」を選択し、「外国株式取引サイトへ」をクリックします。

 

外国株式取引サイトへ

 

STEP2:メニューの「取引」をクリックして「米国」を選択する

メニューの「取引」をクリックして「米国」を選択します。外貨建商品取引の画面では、米国を含む9ヵ国の株式を取引できます。

 

米国

 

標準では「現物(取引)」が選択されていますが、米国株を自動で定期買付できる「米株積立」を利用する場合は「積立買付」を選択します(米国株式の信用取引口座を開設していると、「信用」も表示されます)。

 

STEP3:銘柄を検索して注文内容を入力する

注文入力画面が出てきたら、取引の「現物取引」にチェックを入れましょう。

 

今回は、アップル株を円貨決済で1株買ってみます。ティッカーに「APPL」と入力し、「表示」をクリックします。ティッカーがわからない場合は、右の「銘柄検索」から探せます。

 

注文入力

 

すると、アップル(AAPL)の注文画面が出てくるので、数量や価格などを入力していきましょう。

 

アップル(AAPL)の注文画面

 

①「数量」

発注する数量(株数)を入力します。米国株は1株以上1株単位で購入できます(ここでは「1株」)。

 

②「価格」と「注文方法」

注文方法を選びます。基本的には「指値」を選択しましょう。入力する価格は、右側に表示される前日終値や現在値を参考にしてください。

 

③「期間」

注文の有効期限を決めます。取引に慣れるまでは、注文が成立しなかった場合は自動で取り消しになる「当日中」を選び、その都度発注することをおすすめします。

 

④「預り区分」

どの口座で買付するかを選択します(ここでは特定口座の「特定」を選択)。

 

一般口座は、確定申告などで必要な「年間取引報告書」を自分で作成する必要があります。そのため、初心者は証券会社が作成してくれる「特定口座」を選ぶことをおすすめします。

 

なお、SBI証券のNISA口座を開設している人は、ここに「NISA」も表示されます。

 

⑤「決済方法」

決済方法は「外貨決済」と「円貨決済」から選べます。

 

ここでは、日本円で買付できる「円貨決済」を選択します(SBI証券が米ドル円に両替して買付を行います)。

 

(参考)「概算シミュレートを表示」

「概算シミュレートを表示」をクリックすると、入力した注文内容で約定した場合の約定代金と(手数料を含めた)受渡金額の概算を知ることができ、口座から大体いくら引かれるかを事前に知ることができます。

 

ただし、発注前なので実際はいくらで注文が成立するかわからないので、あくまでも目安として活用してください。

 

STEP4:取引パスワードを入力して「注文確認画面へ」をクリックする

注文内容を入力し、取引パスワードを入れたら、「注文確認画面へ」をクリックします。

 

注文確認画面へ

 

「注文確認画面を省略」にチェックを入れると、注文内容を確認することなく即発注できます。

 

しかし、注文が成立すると取り消しができないので、どんなに急いでいても誤発注を避けるために確認画面で必ずチェックしましょう。

 

STEP5:注文内容を確認して「注文発注」をクリックする

確認画面をチェックし、「注文発注」をクリックしたら完了です。

 

注文発注

 

次の画像のように、「ご注文を受付いたしました」と表示されるのを確認しましょう。

 

ご注文内容を受付いたしました

 

なお、注文が成立する前であれば、「注文照会(取消・訂正)」から修正できます。

 

\スマホアプリは大幅リニューアル中/

SBI証券の公式サイトを見る

 

関連記事

 

4. SBI証券で売買代金の多い「米国株」ランキング

ランキング
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券で米国株を買う方法がわかっても、日本株より情報量が少ない米国株を買うときにどの銘柄を選べばよいか悩む人は多いはずです。

 

そこで本章では、SBI証券の公式サイトで公表されている、SBI証券で売買代金が多い米国株の銘柄ランキング(2024年12月9日~12月13日)を紹介します。

 

売買代金が多いからといって儲かるわけではありませんが、SBI証券で米国株投資をしている人がどのような銘柄を売買しているかを知ることで、銘柄選びのヒントになるはずです。

 

4.1.「米国株式」の売買代金ランキング

順位 コード 銘柄名 業種
1位

TSLA

テスラ

電気自動車メーカー

2位

NVDA

エヌビディア

ゲーム機器用半導体メーカー

3位 MSTR

マイクロストラテジー A

ビジネス・インテリジェンス・ソフトウエアと
関連サービスを提供しているソフトウエア会社

4位 PTLR

パランティア テクノロジーズ A

ソフトウェア開発会社

5位 COIN

コインベース グローバル A

米国最大の仮想通貨(暗号資産)取引所

6位 MSFT

マイクロソフト

ソフトウェア・情報処理サービス

7位

GOOGL

アルファベットA

インターネット検索サービス大手

8位 AAPL アップル

パソコン、コミュニケーション機器等の製造販売

9位

AMZN

アマゾン ドットコム

小売業、インターネット通販会社

10位

SMCI

スーパー マイクロ コンピューター

企業IT、データセンター、クラウドコンピューティングを
開発・提供するコンピュータシステムメーカー

 

 

4.2.「米国ETF」の売買代金ランキング

順位 コード 銘柄名
1位 QQQ

インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET

2位 VOO

バンガード S&P 500 ETF

3位

SOXL

Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF

4位 SHV

iシェアーズ 米国短期国債 ETF

5位

SPY

SPDR S&P 500 ETF トラスト

6位

TSLL

DRX デイリー テスラ株 ブル 2倍 ETF

7位

VTI

バンガード トータルストックマーケットETF

8位 IEF

iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF

9位

NVDU

Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF

10位

TMF

Direxion デイリー20年超米国債ブル3倍 ETF

 

なお、SBI証券の新NISA(成長投資枠)で買付金額が多い銘柄は、以下の記事で紹介しています。

 

\NISA口座の新規開設者数No.1(2023年)

SBI証券の公式サイトを見る

 

関連記事

 

5. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、SBI証券の米国株取引に関するよくある質問に3つ回答します。本文と重複する内容もありますが、復習のためにお役立てください。

Q1. 米国株を買うには「円貨決済」と「外貨決済」のどっちがおすすめですか?

初心者は「円貨決済」で始めることをおすすめします。SBI証券の調べによると、約76%の人が初めての米国株取引に「円貨決済」を選択しています。ただし、1米ドルあたり25銭の手数料がかかります。

 

※ 2023年4月~2024年3月に米国株式をSBI証券で初めて取引した顧客のうち、初めての取引が円貨決済の顧客の割合

 

少しでも手数料を抑えたい人は、自分で為替取引を行う「外貨決済」を選びましょう。

 

Q2. SBI証券で「米国ETF」を買うときの手数料はいくらですか?

SBI証券では米国ETFを458銘柄(2024年12月2日時点)取り扱っており、取引手数料は株式と同じで「約定代金の0.495%(税込)」が基本となっています(NISA口座では取引手数料無料)。

 

なお、長期投資向けに厳選した「SBI ETFセレクション」の10銘柄に限り、課税口座(特定口座もしくは一般口座)でも買付のみ手数料無料となっています。

 

Q3. 米国株を1株だけ買うデメリットは?

米国株を1株だけ買う場合、手数料が割高になる場合があります。また、どんな優良株でも1株だけの保有だと資産の増加スピードが遅くなります。

 

本記事では手順を紹介するために1株のみ買いましたが、慣れてきたら余裕資金の範囲内で株数を増やしていくことも大切です。

 

6. まとめ

米国株のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

この記事では、SBI証券で米国株を買う方法を中心に解説しました。

 

米国株に投資するならS&P500指数などに連動するインデックファンドを購入する方法もありますが、株式投資の醍醐味はやはり株式投資です。

 

米国株には株主還元を重視し、四半期ごとに配当金を出す企業が多いのも特長です。そのため、配当金で定期的な収入を得たい人にも米国株はおすすめです。

 

本記事をSBI証券で米国株取引を始めるきっかけにして、投資戦略の幅を広げましょう。

 

\米国株取引を始めるなら/

SBI証券の公式サイトを見る

 

関連記事

 

【注目記事】 
SBI証券への取材風景

 

グループ全体の口座数が1,200万を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。

2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。