SBI証券で口座開設する手順を、実際のスマホ画面を使って徹底解説。必要書類や初期設定のやり方をはじめ、最初に設定しておくと便利なサービス、口座開設までにかかる日数(時間)、審査のポイント、おすすめキャンペーンなどを、SBI証券ユーザーでFP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が初心者にもわかりやすく解説します。
SBI証券の口座開設の流れ…かかる日数や注意点、キャンペーンを解説

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SBI証券は、口座開設数がSBIグループ全体(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO)で1,100万を突破し(2023年9月時点)、国内株式個人取引シェアNo.1の人気ネット証券です。

 

しかし、いざ口座を開こうとしても、

 

「証券口座を開設するのは初めてで、始め方がわからない」

「口座開設後はどうしたらいい?」

「必要な書類は?」

 

などの疑問が生じて、なかなか気が進まない人もいるのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、SBI証券の口座開設の手順を、実際の画面を使いながら投資初心者にもわかりやすく解説します。

 

以前は郵送でのやり取りが主流で、口座開設完了まで1~2週間かかりました。しかし、最近はオンラインで口座開設が完結する証券会社が多く、SBI証券の場合は申し込みから最短で翌営業日には取引を始めることも可能です。

 

口座開設にかかる手数料や年会費は無料で、銀行口座を作った経験がある方なら抵抗なく作れるはずなので、この記事を参考にしてSBI証券の口座を確実に開き、資産運用の第一歩を踏み出しましょう。

 

\SBIグループ全体の口座数が1,100万を突破/

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はじめに:SBI証券の口座開設における必要書類

SBI証券の口座開設における必要書類
(※写真はイメージです/PIXTA)
 

SBI証券の口座の開設方法を説明する前に、必要なものを確認しておきます。引越し後の住所変更がまだの方は、早めに手続きを済ませておきましょう。

 

必要な書類は、「スマホと郵送のどちらで申し込むか」「マイナンバーカードの有無」などによって次の2パターンに分けられます。

 

 

それぞれのパターンごとに必要なものをお伝えします。

パターン①:「スマホ」で本人確認書類をその場で撮影してアップロード

マイナンバーカードと通知カードと運転免許証のイメージ図
(引用:SBI証券

 

スマホを持っていて、本人確認書類をその場で撮影してアップロードできる方は、すべての手続きをネット上で完結することもできます(スマホで自分の顔を撮影する必要もあり)。

 

必要書類は、次のどちらかです。

 

■必要な書類のパターン①

 

  • マイナンバーカードのみ
  • マイナンバー「通知カード」+運転免許証

 

マイナンバーカードをその場でスマホで撮影してアップロードする方法なら、本人確認書類は1種類だけで済みます。申し込む時間帯にもよりますが、最短で翌営業日には取引を始めることができます。

 

また、「マイナンバーカードの(紙の)『通知カード』+運転免許証」の組み合わせでもOKです。ただしこの場合は、口座開設完了までかかる時間は2~3営業日。

 

ネットで証券口座を開設するのが初めての方は難しいと感じるかもしれませんが、慣れると郵送でやり取りするより簡単なので、チャレンジしてみてください。

 

パターン②:郵送のほうが安心/過去に撮影した画像を使いたい/マイナンバーカード未保持

郵送を希望する方や、過去に撮影した本人確認書類を利用したい方が用意するもの
(引用:SBI証券

 

オンラインで本人確認書類を送るのが不安な方や、過去に撮影した本人確認書類の画像データを使いたい方、マイナンバーカードを持っていない方におすすめの方法がこちらです。

 

必要書類は、次のどちらかです。

 

■必要な書類のパターン②

 

  • マイナンバーカード+本人確認書類(1種類)
  • マイナンバー「通知カード」+本人確認書類(2種類)

 

マイナンバーカードをスマホでアップロードする方法は、本人確認書類は1種類だけで済みました。しかし、それ以外の方法で提出する場合は、マイナンバーカードを持っていても、マイナンバーナンバーに加えて本人確認書類がもう1種類必要です(計2種類)。

 

また、マイナンバーカードを持っていない方は「通知カード」の他に2種類の本人確認書類が必要です(計3種類)。

 

・SBI証券で有効な本人確認書類

SBI証券で有効な本人確認書類
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券で有効な本人確認書類は、以下の7種類です。

本人確認書類として使えるもの

・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し(発行後6ヵ月以内)
・各種健康保険証
・印鑑証明書

住民票の写しの有効期限は発行後6ヵ月なので、切れていないかを確認しておきましょう。マイナンバーカードを発行していれば、コンビニのマルチコピー機でも交付できます。

 

 

【準備に関するまとめ】SBI証券の口座開設に必要なもの

パターン①と②で必要な書類と口座開設までにかかる日数を整理すると、申込方法によって次のようになります。

 

■SBI証券の口座開設に必要な書類と日数

  マイナンバー
カードあり
マイナンバー
カードなし
スマホ
による
アップ
ロード
マイナンバー
カードのみ
通知カード

運転免許証
口座開設完了
まで最短翌営業日
口座開設完了
まで2~3営業日
郵送 マイナンバーカード

本人確認書類1種類
通知カード

本人確認書類2種類
口座開設完了まで10日前後

 

自分がやりやすい方法で大丈夫なので、必要書類を準備するところから着実に始めましょう。

 

\最短で翌営業日に取引開始/

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■SBI証券の口座開設サポートデスク

 

  • 固定電話:0120-104-250
  • 携帯電話:0570-082-241(有料)
  • 受付時間:8時~17時(平日)、9時~17時(土日)

※祝日と年末年始は休み

 

1. SBI証券で口座開設する手順【画像で解説】

SBI証券で口座開設する手順【スマホ編】
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券の口座開設で必要な書類を把握したら、実際の手順を紹介します。なお、スマホで申し込むことを想定していますが、PCでも流れはほぼ同じです。PCのほうが画面が大きく入力ミスが少ないので、初心者にはおすすめです。

 

流れは、次の10ステップです。各プロセスをタップするとその解説に飛ぶので、途中まで進んでいる方は必要なところからお読みください。

 

 

補足しながら順番に解説します。

STEP1:「口座開設にすすむ」をタップ

SBI証券の口座開設ページから「口座開設にすすむ>」ボタンをタップします。

 

口座開設にすすむ

 

STEP2:メールアドレスを登録する

メールアドレスを入力する画面が表示されたら、入力して送信しましょう。

 

メールアドレスを登録する

 

STEP3:送られてきた認証コードを入力する

登録したメールアドレスに、6桁の「認証コード」が記載されたメールが送られてきます。

 

メールで送られてきた認証コードの画面

 

フォームに入力して「次へ」をタップします。

 

送られてきた認証コードを入力する

 

これでメールアドレスの登録は完了です。

 

メールが届かない場合は迷惑メールフォルダに入っている可能性があるので、ご確認ください。

 

STEP4:基本情報を入力する(13項目)

今度は、次の13項目の基本情報を入力していきます。

 

赤字で「補足」と書いた項目をタップすると解説に飛べるので、迷ったら参考にしてください。

 

​■SBI証券の口座開設で入力する基本情報

 

  1. 居住地
  2. 名前
  3. 生年月日
  4. 性別
  5. 電話番号
  6. メールアドレス
  7. 住所
  8. 特定口座を開設する/しない ※補足①
  9. 本年1月1日時点の住民票記載の居住都道府県
  10. NISAの選択 ※補足②
  11. 住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択 ※補足③
  12. SBI新生銀行 口座開設同時申し込みの選択 ※補足④
  13. SBI証券ポイントサービス申し込み ※補足⑤

 

基本情報の入力は、「居住地の選択」から始まります。

 

お客様情報の設定

 

すべて入力すると、一番下のボタン「次へ」がタップできるようになります。

 

証券口座を何社も開設していて慣れている方は読み飛ばして大丈夫ですが、上記13項目のなかから初心者がつまづきやすい項目を4つ補足説明します。

 

STEP4-補足①「8. 特定口座を開設する/しない」

特定口座とは、取引で利益が出たときの納税を証券会社が代行したり、確定申告に必要な書類を証券会社が代理で作成したりしてくれる口座のことです。

 

特定口座の選択

 

初心者の方は、特別な理由がない限り「開設する(源泉徴収なし。原則確定申告が不要)」を選択しておくことをおすすめします。

 

STEP4-補足②「10. NISAの選択」

NISA(少額投資非課税制度)は、一定の投資額に対する利益と配当金が非課税になる国の制度のことです。

 

NISAの選択

 

旧制度のNISAが大幅に拡充される形で2024年から新しいNISA(以下、新NISA)が始まったのを機に、本格的に資産形成に取り組む人が増えています。

 

SBI証券で新NISAを始めると決めている人は、このタイミングで「NISAを申し込む(無料)」を選び、総合口座と一緒に開設しておきましょう。ただし、NISAは1人1口座しか作れないので、じっくり考えて、あとから申し込みをしても遅くはありません。

 

\NISAの銘柄数はトップクラス/

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STEP4-補足③「11. 住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択」

SBI証券の口座開設と一緒に、同じSBIグループの住信SBIネット銀行の口座開設も申し込めます。

 

住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択

 

SBI証券の口座と住信SBIネット銀行の口座を連携すれば、両社の口座間で入出金がスムーズにできるなどの特長があるので、この機会に開設しておくことをおすすめします。

 

SBI証券の口座と連携した住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」の金利が普通預金金利(0.001%)の10倍の0.01%(税引前)にアップするなどのメリットもあります(詳細は「2.1. SBIハイブリッド預金」で解説)。

 

STEP4-補足④「12. SBI新生銀行 口座開設同時申し込みの選択」

「SBIハイブリッド預金」と同様、SBI証券の口座とSBI新生銀行の口座を連携すると、「SBI新生コネクト」というサービスが利用できるようになります。

 

SBI新生銀行 口座開設同時申し込みの選択

 

ただし、「SBIハイブリッド預金」と「SBI新生コネクト」とはどちらか一方しか利用できません。

 

「SBI新生コネクト」でSBI新生銀行から自動入金できるのは投信積立の設定金額に限定されるので、SBI証券で株式取引をする予定の方は、住信SBIネット銀行との「SBIハイブリッド預金」のほうがおすすめです。

 

STEP4-補足⑤「13. SBI証券ポイントサービス申し込み」

SBI証券には、様々な局面でポイントが貯まる「SBI証券ポイントサービス」があるので、特別な理由がない限り申し込んでおきましょう。

 

SBI証券ポイントサービス申し込み

 

貯まるポイントは、「Tポイント」「Vポイント」「Pontaポイント」「dポイント」「JALのマイル」「PayPayポイント」の6種類から選べます。

 

ポイント選択

 

あとで変更もできますが、普段貯めているポイントや、よく利用するサービスで使えるポイントを選択しましょう(詳細は「2.2. メインポイントの設定」で解説)。

 

なお、三井住友カードで投資信託の積立額を決済する場合は「Vポイント」が貯まるので、メインポイントに「Vポイントを選んでおくと、積立時と保有時のダブルでVポイントが付与されて効率よく貯められます(詳細は「2.3.『三井住友カード』によるクレカ積立」で解説)。

 

STEP5:規約を確認して同意する

13項目の基本情報の入力が済んで「次へ」をタップすると、「規約の確認」が表示されます。

 

PDFで規約に目を通したらチェックをつけて、「同意する」をタップしましょう。

 

STEP6:口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)

これ以降の口座開設手続きを、「①ネット」と「②郵送」のどちらで進めるかを選択します。

 

口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)

 

本人確認書類やログインID、パスワードのやり取りを郵送で希望する場合は「②郵送で口座開設」を選びましょう。

 

ただし、「①ネットで口座開設」のほうが早くて手間がかからないので、今後ほかの証券会社で口座を開くときのためにも、ネットでの開設に慣れておくことをおすすめします。

 

「①ネットで口座開設」を選択すると、「口座開設申込の完了」の画面が表示されます(すべての手続きが終わったわけではありません)。

 

ユーザーネームとログインパスワードが発行されるので、スクリーンショットを撮るかメモで保存してください。

 

■補足

「郵送で口座開設」を選んだ場合は、簡易書留郵便でユーザーネームとログインパスワードが書かれた封書が送られてくるので、到着まで待ちましょう。15時30分までに手続きをすれば、当日中にSBI証券から発送されます。

 

STEP7:本人確認書類を提出する(アップロードもしくは郵送)

本人確認書類を提出する(アップロード)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

ここで、「はじめに:SBI証券の口座開設における必要書類」でチェックした本人確認書類の出番です。

①「ネットで口座開設」を選択した場合

本人確認書類のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

STEP6:口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)」で「①ネットで口座開設」を選択した場合は、口座開設状況画面からログインID(ユーザーネーム)とパスワードでログインします。

 

ユーザーネームとログインパスワードを入力

 

ログインしたら、手順に従って必要な本人確認書類をアップロードしましょう。必要書類のパターン①のマイナンバーカードを使う方法なら、本人確認書類は1種類で済みます。

 

セルフィー撮影のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

そして、本人確認書類のやり取りを郵送でせず、最短で取引を始める場合は、次のセルフィー撮影に進みます。

 

ただし、セルフィー撮影は本人確認書類に「マイナンバーカード」を選択した場合の手段で、この方法なら最短で翌営業日に口座開設が完了します。

 

一方、本人確認書類に「通知カード+運転免許証」を選んだ場合は、端末に保存していた本人確認書類をアップロードする方法で本人確認を行います。口座開設完了までは2~3営業日です。

 

【補足】オンラインで口座開設を完結する「セルフィー撮影」の方法

 

(SBI証券公式YouTubeチャンネル『「スマホで撮影!かんたん登録!」での口座開設方法のご紹介(セルフィー+マイナンバーカード)』)

 

オンラインで口座開設の手続きを完結させる場合に限り、本人確認書類をアップロードしたあとに、「1. スマホで自分の顔とマイナンバーカードを撮影」もしくは「2. 銀行照会」をする必要があります。

 

これは、先ほどアップロードしたマイナンバーカードが本物であるかどうかのチェックが目的です。

 

ここでは、eKYC(電子本人確認)という技術を用いた「1. スマホで自分の顔とマイナンバーカードを撮影」する方法を紹介します(セルフィー撮影)。

 

口座開設状況画面」>「書類選択画面」に進み、「自分の顔」を2カット撮影しましょう。

 

セルフィー撮影の方法
(引用:SBI証券

 

続いて、マイナンバーカードの「表面」「厚み」「裏面」を3カット撮影します。

 

マイナンバーカードの撮影
(引用:SBI証券)

 

すべての撮影が済んでアップロードすると、SBI証券で審査が始まります。

 

もし、セルフィー撮影が上手くいかなければ、マイナンバーカードをアップロードしたあとに本人確認書類をアップロードもしくは郵送する方法でも大丈夫です。

 

②「郵送で口座開設を選択」を選択した場合

「郵送で口座開設を選択」を選択した場合の流れ
(引用:SBI証券

 

STEP6:口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)」で「②郵送で口座開設」を選択した場合は、SBI証券から口座開設に関する書類が普通郵便で送られてきます。

 

必要事項を記入して本人確認書類を同封し、速やかに返送しましょう。SBI証券に届き次第、審査が始まります。

 

■SBI証券の口座開設サポートデスク

 

  • 固定電話:0120-104-250
  • 携帯電話:0570-082-241(有料)
  • 受付時間:8時~17時(平日)、9時~17時(土日)

※祝日と年末年始は休み

 

STEP8:審査結果を待つ

審査結果を待つ
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

アップロードやセルフィー撮影、郵送で本人確認書類を提出したら、SBI証券で審査が始まります。

 

「SBI証券は審査が遅い」

 

というコメントをネットやSNSでたまに見かけますが、審査は最短で1日で完了し、決して遅くはありません。むしろ早いほうなので、ご安心ください。

 

なお、「STEP5:口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)」で「①ネットで口座開設」を選択した場合は、審査が完了していなくても「初期設定」を進めることができます。

 

初期設定をしないと取引ができないので、この流れで一気に進めておきましょう。「審査完了+初期設定」で、ようやく取引できるようになります。

 

【補足】SBI証券の口座開設の審査基準

SBI証券は口座開設の審査基準は公表していませんが、他社が公表している基準やSBI証券の公式サイト「口座開設に関するよくあるご質問」からまとめると、以下のような審査基準を設けていると考えられます。

 

  • 本人からの申込であること
  • 居住地が日本国内であること
  • 金融商品取引業者の役員や従業員ではないこと
  • 反社会的勢力ではないこと

 

証券会社に勤めている人は口座開設ができないので、お気をつけください。

 

STEP9:初期設定をする

初期設定をする
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

初期設定は、初期設定画面から以下の11の情報を登録します。勤め先を記入する欄がありますが、会社に電話かかってくることはないので、ご安心ください。

 

​■​初期設定で登録する情報

 

  1. 連絡先
  2. 職業
  3. 勤め先
  4. 世帯主との続柄
  5. インサイダー登録 ※上場企業の場合のみ
  6. 振込先金融機関
  7. 国内株式手数料プランの選択
  8. 配当金の受取方法の選択
  9. 投資に関する質問
  10. 簡単なアンケート(SBI証券を選んだ理由)
  11. 信用取引口座、FX取引口座、先物・オプション取引口座の申込みの有無

 

ちなみに、「5. インサイダー登録」は、上場会社に勤務している役員や職員、その関係者が、重要情報を発表前に入手して株式取引をすることを防ぐためのものです。ニュースで「インサイダー取引」という言葉を聞いたことがあって怖いイメージを持っている方もいると思いますが、正直に回答すれば問題ありません。

 

また、「7. 国内株式手数料プランの選択」では、「スタンダードプラン」「アクティブプラン」のどちらかを選ぶ必要があります。ただし、報告書の受取方法を「電子交付」に切り替えると国内株式(現物・信用・S株)の売買手数料が無料になる「ゼロ革命」が2023年10月から始まり、どちらの手数料プランを選んでも結局は同じになりました。

 

手数料プランは1日ごとに変更できますが、便宜上、1日の約定代金の合計が100万円以下なら手数料無料の「アクティブプラン」を選んでおくといいでしょう。

 

STEP10:口座開設完了通知を受け取る

口座開設完了通知を受け取る
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

提出書類の審査が完了すると、SBI証券から「口座開設完了通知」が届きます。

 

「メールで受け取る」を選択した場合は、メールで「取引パスワード設定ページへのURL」が送られてくるので、アクセスして任意の取引パスワードを設定します。もしくは、「口座開設状況の確認」から必要事項を入力して取引パスワードを設定します。

 

「郵送で受け取る」を選択した場合は、簡易書留郵便で取引パスワードが記載された封書が送られてきます。受け取りは家族や同居人でも可能ですが、必ず対面で受け取る必要があります。もし不在票が入っていたら、速やかに再配達を依頼しましょう。

 

必要に応じてSBI証券の口座に入金し、取引を始めましょう。

 

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2. SBI証券を始めるときにおすすめの設定・サービス3つ

SBI証券を始めるときにおすすめの設定・サービス3つ
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、口座開設手順の途中でも紹介した、SBI証券をお得に利用するための設定・サービスを3つ紹介します。

 

 

それぞれ簡単に説明します。

2.1. SBIハイブリッド預金

SBIハイブリッド預金の説明図

 

SBI証券は同じSBIグループの住信SBIネット銀行と相性がよく、SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を連携して「SBIハイブリッド預金」の申し込みをすると、様々なメリットを受けられます。

 

その1つが「預り金自動スィープサービス」で、SBI証券の口座に買付余力がなくても住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金の残高を自動反映させて株式を買うことができます。

 

また、SBI証券で使っていない資金を翌営業日に住信SBIネット銀行に自動振替することもできるので、待機資金をSBIハイブリッド預金で年利0.01%(税引前)で運用して有効活用できます。

 

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2.2. メインポイントの設定(投信マイレージ)

SBI証券ポイントサービス
(引用:SBI証券)

 

SBI証券には、次のようなシーンでポイントが貯まる「ポイントサービス」があります。

 

■SBI証券の「ポイントサービス」

 

  • 国内株式の購入
  • 国内株式の入庫
  • 投資信託の購入(クレカ積立)
  • 投資信託の保有(投信マイレージ)
  • SBIラップのおまかせ運用(SBIラップマイレージ)
  • 金銀プラチナ購入(金銀プラチナマイレージ)
  • 新規口座開設
  • ご紹介(ポイント投資紹介プログラム)

 

貯まったポイントは、SBI証券で投資信託の購入に充てたり(=「ポイント投資」)、街中のお店の会計時に利用することもできます。

 

貯まるポイントは「Tポイント」「Pontaポイント」「Vポイント」「dポイント」「JALのマイル」「PayPayポイント」の6種類から選べるので、普段から貯めていて、よく利用する店やサービスで使えるポイントを設定しましょう。

 

また、投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」というサービスもあり、累積保有残高に対して毎月ポイントが還元されます。そのため、SBI証券で投信積立を始めると、保有残高の増加とともに付与されるポイント数も毎月着実に増えていきます。

 

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2.3.「三井住友カード」によるクレカ積立

オリーブと三井住友カード

 

SBI証券では、投資信託の積立額をクレジットカードで決済する「クレカ積立」で利用するカードを次の8種類から選択できます。クレカ積立を実施しているネット証券は他にもありますが、選べるカード会社は1社のみです。

 

■SBI証券の「クレカ積立」で利用できるカード

クレジットカード 貯まるポイント
三井住友カード Vポイント
Oliveフレキシブルペイ
東急カード TOKYU POINT
アプラスカード アプラスポイント
タカシマヤカード タカシマヤポイント
UCSマークがついた
クレジットカード

・Uポイント

・majicaポイント

大丸松坂屋カード QIRA(キラ)ポイント
オリコカード

・オリコポイント

・暮らスマイル

・提携先オリジナルポイント

 

なかでもおすすめなのが三井住友カードで、カードのランクに応じて0.5~最大5.0%のVポイントが付与されます

 

※毎月の積立額の上限は5万円です。また、三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。

 

VポイントはSBI証券で選べる6種類のメインポイントの1つでもあるので、Vポイントを選ぶと、クレカ積立時と投信保有時に同じポイントを貯めることができます。

 

SBI証券と同時申込で最大33,100円相当プレゼント

三井住友カードの申し込みページ

 

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3. SBI証券で口座開設するデメリット(注意点)

SBI証券で口座開設するデメリット(注意点)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

口座開設をする証券会社を選ぶときは、メリットばかりを見ていてはいけません。デメリットも把握し、納得したうえで申し込むことが大切です。

 

では、SBI証券のデメリットは何かというと、筆者も実際に使っていますが、決定的なデメリットはありません。

 

ネットやSNSの評判を見ると「取引画面が他社と比べて使いにくい」といった声もありますが、1日で何十回何百回も株式取引をするデイトレーダーでなければ、そこまで気にする必要はありません。

 

SBI証券で口座を作ったあとの注意点を強いて言うなら、IPOが小口資金では当たりにくいことです。IPOはInitial Public Offeringの略語で、日本語では「新規公開株式」といいます。

 

これから上場する企業の株式を公開前に個人投資家が購入するには、「ブックビルディング(需要申告)」で「何円で何株購入する意思があります」と証券会社に申し込み、抽選に参加する必要があります。

 

このIPO株は、証券会社によって配分される株数や配分ルールが異なり、銘柄によってどの証券会社に何株が配分されるか異なり、配分されない証券会社もあります。平均すると年間約100社が新規上場するなか、SBI証券はほとんどのIPO案件に申し込むことができます(2023年3月期のIPO関与率は98.9%)。

 

しかし、SBI証券は株数を多く申し込んだ方に優先してIPO銘柄を配分しているとされており、最低申込単位である100株などの小口の申し込みではIPO銘柄を獲得することは非常に難しく、初心者には圧倒的不利です。

 

そのため、「SBI証券はIPO案件を数多く取り扱っているから当たる確率が高い」と期待して口座開設するのはおすすめしません。

 

ただし、SBI証券には抽選が外れても「IPOチャレンジポイント」が1銘柄につき1P貯まり、ポイントを貯めてIPOの抽選の申込時に使うと、ポイントを多く使って申し込んだ順に優先的にIPO銘柄を配分される仕組みがあります。

 

IPOの抽選に外れることを前提に地道にコツコツ申し込めば、いずれはIPO銘柄を獲得できるチャンスが訪れるので、この点はSBI証券のメリットといえます。

 

ちなみに筆者は次の画像のようにIPOチャレンジポイントを773P保有しており、初値が高くなりそうな人気のIPO案件が出たら使おうと考えています。

 

筆者が獲得したIPOチャレンジポイント
■筆者が獲得したIPOチャレンジポイント

 

\外れてもIPOチャレンジポイント獲得/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

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4. SBI証券のお得な口座開設キャンペーンの一部を紹介

SBI証券で実施中のお得なキャンペーンの一部を紹介
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券では、お得なキャンペーンを常に実施しています。ここでは、数あるキャンペーンのなかから、NISA口座を開設するときにおすすめの内容を2つ紹介します。

 

4.1. NISAはSBIでGo!キャンペーン

NISAはSBIでGo!キャンペーン
(引用:SBI証券

 

■キャンペーンの概要

概要

総合口座とNISA口座を開設し、クイズに全問正解後にエントリーすると2,000円がもらえる

実施期間

・総合口座開設:2024年1月4日(木)~2024年2月15日(木)

・NISA口座開設&エントリー:2024年1月4日(木)~2024年2月29日(木)

参加方法 下記の本文を参照
補足
(注意点)

・NISA口座を他社から変更した人も対象

・特典付与と入金は2024年3月末を予定

 

このキャンペーンは、SBI証券の総合口座とNISA口座を開設し、簡単なクイズに全問正解すると出現するエントリーボタンからエントリーすると、もれなく2,000円がもらえるという内容です。

 

NISA口座を他社から変更した人も参加できるので、「やっぱりSBI証券にしておけばよかった」と思っている人は今が移管のチャンスです。

 

さらに、本来はIPO(新規上場株式)の抽選に参加しないともらえない「IPOチャレンジポイント」が総合口座の開設だけで50ポイントも進呈されるので、このタイミングを逃さないようにしましょう。

 

 

 

4.2. 総額300万円!NISAで新年お年玉キャンペーン

総額300万円!NISAで新年お年玉キャンペーン
(引用:SBI証券

 

■キャンペーンの概要

概要

投資信託(合計10万円以上)と国内株式or外国株式を新NISAで買付すると抽選で1,000名に3,000円が当たる

実施期間

2024年1月2日(火)~2024年2月29日(木)

参加方法

1. エントリーする

2. NISA枠で投資信託を合計10万円以上買付

3. NISA枠で国内株式(現物)or外国株式(現物)を買付

補足
(注意点)

・国内株式(現物)または外国株式(現物)は金額を問わず

・インターネットコースの個人のみ対象

・入金は2024年3月下旬を予定

 

本キャンペーンは、新NISAでの投資を促す内容。投資信託(合計10万円以上)に加えて国内株式もしくは外国株式を新NISAで買付すると、抽選で1,000名に3,000円がもらえます。

 

さらに、次の条件を達成すると内容がグレードアップ。

 

  • 当選確率+1倍:3商品(投資信託10万円+国内株式+外国株式)を買付
  • 当選金額2倍:SBIセレクトファンドの買付金額が100万円以上
  • 当選金額3倍:SBIセレクトファンドの買付金額が200万円以上

 

ただし、当選確率を上げるために信託報酬(投資信託の運用や管理にかかるコスト)が高い銘柄を買付するのはおすすめしないので、無理のない範囲内で参加しましょう。

 

 

\新NISA口座にもおすすめ/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

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5. よくある質問

SBI証券の口座開設に関するQ&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、SBI証券の口座開設に関するよくある質問に6つ回答します。本文と重複する内容もありますが、復習のためにお役立てください。

Q1. SBI証券の口座開設にかかる日数・時間は?

「オンラインでの口座開設」の場合、インターネットで申し込んでから最短1~3営業日程度です。

 

一方、「郵送での口座開設」を選んだ場合は、口座開設申込書を返送してから10日程度がかかります。

 

Q2. SBI証券で口座開設できない理由などを、サポートデスクに聞けますか?

口座開設ができないなど、わからないことがあれば、次のSBI証券サポートデスクに電話で問い合わせできます。

 

■SBI証券の口座開設サポートデスク

 

  • 固定電話:0120-104-250
  • 携帯電話:0570-082-241(有料)
  • 受付時間:8時~17時(平日)、9時~17時(土日)

※祝日と年末年始は休み

 

Q3. SBI証券の口座開設手続きの状況(進捗)を知るには?

「ネットで口座開設」を選んだ方のみ、「口座開設状況の確認」より手続きの状況が確認できます。

 

Q4. 入出金に利用する銀行口座に「住信SBIネット銀行」がおすすめの理由は?

SBIグループどうしのSBI証券と住信SBIネット銀行の口座を連携しておけば、SBI証券の口座に残高がなくても、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金から不足分を補って自動で入金してくれる(=「預り金自動スィープサービス」)など様々なメリットがあります。

 

Q5. SBI証券の「手数料無料化」はいつからですか?

SBI証券は2023年8月31日に手数料“ゼロ革命”を宣言し、9月30日発注分より、各種書類の受取方法を「電子交付」に切り替えるだけで国内株式(現物・信用・単元未満株)の売買手数料が無料になりました(出所:SBI証券プレスリリース「『ゼロ革命』(国内株式売買手数料無料化)のお知らせ」)。

 

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6. まとめ

SBI証券の口座開設に関するまとめ

 

この記事では、SBI証券で口座開設する方法を解説しました。

 

SBI証券は、楽天証券と口座数やサービス内容で1位と2位を争う、総合力に優れたおすすめのネット証券です。

 

口座開設は無料で年会費もかからないので、どこで作ろうか迷ったら、SBI証券を選んでおけば間違いありません。

 

この記事を参考にしてSBI証券の口座を開設し、資産形成を始めるきっかけにしてください。

 

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【注目記事】 
SBI証券への取材風景

 

グループ全体の口座数が1,100万を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。

2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。