「塾なし」で志望校に合格できる理由【子どもの教育費を削減】 (※画像はイメージです/PIXTA)

「うちは、塾に通っていません」と周囲に話すと決まって驚かれたといいます。それほど今や高校受験をする中学生は塾にいくのが当たり前なのです。塾に行かずにどうやって目標の高校に合格をしたのでしょうか。塾なしで長男を志望校に入学させた塚松美穂氏の著書『「塾なし」高校受験のススメ』(プレジデント社)で明らかにします。

【関連記事】夫婦合わせて収入「月48万円」だが…日本人の「平均的な暮らしぶり」の厳しい現実

勉強習慣をつけ、自分で目的を考えて勉強する

親にとって子育ては、長い旅のようなもの。私たち親は、時に楽しく時に険しい、そして、子どもが自立するというゴールまで、一緒に旅を続けます。子どもの成長とともに景色が変わり、旅の目的も変わる。巣立っていくその日まで長い旅を続けていくには、もちろんお金もかかります。

 

2020年春、長男は、東京都立国立高校に合格しました。都立国立高校は、国高と呼ばれる東京の都立御三家の一校です。参考までに、国立高校の2020年度の現役東大合格は15人、京大6人、一橋大18人、東工大11人で、国立難関九大学(東大・京大・一橋・東工大・北大・東北大・名大・阪大・九州大)の現役合格者は66人と、都内でトップレベルの都立高校です。(※国立高校ウェブサイト参照)

 

長男が小学生から中学生へと成長していく間に、感じていた違和感がありました。たくさんの習い事に、塾を掛け持ちしている小学生。中学生になれば、塾にいくのが当たり前の世の中で、周りを見れば塾通いのクラスメートばかり。そして、最も強く感じていたのは、「塾にいかないと子どもたちは希望する進路に進めないのだろうか」という疑問でした。

 

実際、「パート代は全て子どもの習い事に」「塾代が高くて……」など、ため息交じりの声が周囲からは聞こえてきます。子育てや子どもの教育にはお金がかかり、削ることはためらわれがち。子どもの教育費が、家計の聖域といわれるゆえんです。

 

息子は、自宅から徒歩15分の地元の公立中学校に通っていました。学校の野球部に所属して、3年の夏まで、部活も頑張っていました。

 

「うちは、塾に通っていません」

 

周囲にこの話をすると、決まってとても驚かれました。学校の先生も驚き、感心していました。それほど今や、高校受験をする中学生は塾にいくのが当たり前なのです。息子のように、自宅学習で受験に挑む子はとても珍しいでしょう。

 

息子は決して、勉強しなくても成績がよかったわけではありません。

 

中学2年の三者面談で、担任の先生からは「国立高校は難しいだろう」と言われました。私たち夫婦も本人も、その頃は無理だと思っていました。でも息子は、第一志望だった国立高校と、併願受験をした私立高校全てに合格することができました。その間、塾には一度もいっていません。

 

息子の経験を通してわかったことがあります。

 

成績を上げるために大切なことは、自宅で勉強習慣をつけ、自分で目的や効率を考えて勉強すること。そして、「塾にいかずとも自宅学習で成績は上げられる!」ということです。

 

具体的にどんな受験勉強をしていたのか、少し気になりませんか? 知りたいと思っていただけたなら、もう「塾なし受験」への一歩を踏み出したのかもしれません。

 

【オンライン開催(LIVE配信)】7/9(土)開催
投資家必見!銀行預金、国債に代わる新しい資産運用
ジャルコのソーシャルレンディングが「安心・安全」な理由

ライター・教育アドバイザー
学習支援コーディネーター

上智大学文学部仏文学科卒業。IT・通信会社でwebデザイン、コンテンツ制作、新規事業立ち上げなどに携わる。その後結婚し、主婦を経て、web メディアや業界紙などで記事を執筆するかたわら、子どもが通う公立小・中学校でPTA副会長を務めた。高校2年生の長男、小学6年生の長女、2児の母(2021年12月現在)。現在は、学校評議員・学習支援コーディネーターとして公教育の支援も行う。長男の高校受験に、通塾費を1円もかけない「塾なし受験」によって偏差値71の超難関の都立国立高校への合格をサポート。「塾なし受験は、『自分の頭で考え、自ら選び取って、目標に向かって努力できる子』を育て、子どもたちが幸せな人生を送れるように導いていく、ひとつの教育法なのではないか」との思いから、本書を書き上げた。「塾なし受験研究所」創設

著者紹介

連載自宅学習だけの「塾なし」志望校合格マニュアル

※本連載は塚松美穂氏の著書『「塾なし」高校受験のススメ』(プレジデント社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

「塾なし」高校受験のススメ

「塾なし」高校受験のススメ

塚松 美穂

プレジデント社

たくさんの習い事に、塾を掛け持ちしている小学生。中学生になれば、学習塾にいくのが当たり前の世の中で、周りを見れば塾通いのクラスメートばかり。「塾にいかないと子どもたちは希望する進路に進めないのだろうか」という疑…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧
TOPへ