「毎朝5時半に起きる」早起きは一生の宝習慣
ここまでは、「早寝」について取りあげました。「早寝早起き」と言われるように、「早寝」と「早起き」はセットです。この二つが揃ってこそ、規則正しい生活習慣が身につくのです。
よく「子どもは寝たいときに寝て、起きたいときに起きるのが一番いい」と言われます。確かにそのほうが自然な感じもします。しかし、人は文明のなかで生きています。動物であれば、日の出とともに起き、日の入りとともに寝るのが自然な生活でしょう。
ところが、現代社会は夜でも明々(あかあか)と照明が灯り、テレビやラジオからにぎやかな音が流れつづけています。
そんななかで、「寝たいときに寝る」ことは難しいですし、夜寝るのが遅くなると、早起きをするのも難しくなります。
「毎朝の1時間」高校まで続けると2400時間に!
だからこそ、保育者である親が、「早く寝て、早く起きる」ことを習慣化させなければいけないのです。
起きてすぐの頭は、まだぼんやりとしか働きません。頭が正常に働きはじめるのは、起床してから3時間後と言われています。
仮に小学校の授業が朝8時半から始まるとしたら、朝5時半には起床しないと、一時間目の授業をしっかりと理解することができないということになります。
一日だとたった1時間ですが、一週間で5時間(土日は休みなので)、一か月では20時間、一年では200時間(長期休みがあるので)、高校卒業までの12年間では実に2400時間の差になります。その差は大きいものですね。
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