「早寝早起き」の生活が生む、大切な習慣
【「早寝早起き」がもっとも大切】
私は生活習慣のなかでは、「早寝早起き」をもっとも大切にしてきました。
生活のなかで親が子どもに伝えていかなければならないことはたくさんあります。挨拶や片づけをすることや、お手伝いをすること、勉強をすることもそうです。
そのなかでも私は「早寝早起き」が大事だと考えます。そして、「早寝」と「早起き」では「早寝」のほうが大切です。
ここだけを読むと、ずいぶん厳しくて柔軟性のない生活のような気がするかもしれません。
私だって「ちょっとぐらい寝るのが遅くなってもいいじゃない」と思うこともたびたびでした。しかし、子どもに一日の生活の規則性やルールを守ることを植えつけたかったのです。いま考えると、もう少し緩やかでもよかったのかなという思いもあります。
【小学校高学年でも夜8時に寝る】
結果として、子どもたちの心に規則正しい生活をするための厳しさが根づきました。そのときには「早寝早起き」だけに気をとられていましたが、嬉しいご褒美がありました。「やらなくてはならないことを守る」ことが習慣化したのです。
幼いときから「夜8時に寝る」ことが習慣化したので、小学校高学年になっても夜8時に寝ることがわが家では当たり前でした。
その他の宿題やお手伝いなど「やらなくてはならないことを守る」ことに対して怠けたり反抗したりすることもなかったのです。親の見えないところでの手抜きはあったでしょうが……。
わが子たち三人は、「規則を守る」ことを身につけることによって、勉強も疑うことなく「やらなくてはならない」と思っていたようです。
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