見守るママと見張るママ…成績が上がるのはどっち?
よく、「東大生は小学生時代、リビング(ダイニング)で勉強していた」と言われますが、本当でしょうか? これは本当です。わが家の東大生・京大生はずっとダイニングで勉強していました。小学生時代だけでなく、中学生・高校生でもそうでした。
というのも、子ども用の個室がなかったからです。ただ、息子たちは全寮制の中学・高校に通っていましたので、家にいるのは夏休みなどの長期休暇のときだけでしたから、参考にならないかもしれません。
娘は、中学3年生の終わりに留学するまでリビングで勉強していました。中学生から個室を与えましたが、ベッドはあっても勉強机はリビングにあったので、結局自分の個室で勉強したことはありません。
・合格ママは見守る
子どもの勉強時間(特に小学生)は、親子のコミュニケーションの時間です。親としては、個室で子どもひとりで勉強したほうが落ちついて勉強できると思うかもしれません。ときどき、ジュースやケーキをお盆にのせて運んであげるイメージでしょうか(笑)。
でも実際は、子どもはひとりになると落ちつかないのです。お母さんに見守ってもらえるなかで勉強することが一番落ちつくのです。
ただし、「見守る」が「見張る」になると話は別です。「そこ、間違ってる!」「字が汚い(怒)」と、できないところばかりを指摘していると、子どもは逃げたくなるでしょう。そうならないように、「見守る」姿勢が大切です。
・リビング学習がベストなこれだけの理由
では、なぜリビング(ダイニング)テーブルで勉強することがいいのでしょうか? まず第一は、お母さんに見守ってもらえるからですね。その他にも利点があります。それは、「時間になったら、片づけなくてはならない」からです。
人は時間制限があれば、それに間に合わせようとして自然に頭の回転も速くなるのです。ちょうど、お母さんが出かける支度をするのに、いつもは一時間かかるのに、電車の時間や待ち合わせの時間に遅れそうなときは、15分で準備ができてしまうような感覚ですね。
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