長男は東京大学に現役合格、次男は京都大学に現役合格、長女はロンドン大学UCLに現役合格……母学アカデミー代表の河村京子氏は書籍『東大・京大に合格する子は毎朝5時半に起きる』(実務教育出版)のなかで字が汚い子どもの育て方について解説しています。

見守るママと見張るママ…成績が上がるのはどっち?

よく、「東大生は小学生時代、リビング(ダイニング)で勉強していた」と言われますが、本当でしょうか? これは本当です。わが家の東大生・京大生はずっとダイニングで勉強していました。小学生時代だけでなく、中学生・高校生でもそうでした。

 

というのも、子ども用の個室がなかったからです。ただ、息子たちは全寮制の中学・高校に通っていましたので、家にいるのは夏休みなどの長期休暇のときだけでしたから、参考にならないかもしれません。

 

娘は、中学3年生の終わりに留学するまでリビングで勉強していました。中学生から個室を与えましたが、ベッドはあっても勉強机はリビングにあったので、結局自分の個室で勉強したことはありません。

 

・合格ママは見守る

 

子どもの勉強時間(特に小学生)は、親子のコミュニケーションの時間です。親としては、個室で子どもひとりで勉強したほうが落ちついて勉強できると思うかもしれません。ときどき、ジュースやケーキをお盆にのせて運んであげるイメージでしょうか(笑)。

 

でも実際は、子どもはひとりになると落ちつかないのです。お母さんに見守ってもらえるなかで勉強することが一番落ちつくのです。

 

ただし、「見守る」が「見張る」になると話は別です。「そこ、間違ってる!」「字が汚い(怒)」と、できないところばかりを指摘していると、子どもは逃げたくなるでしょう。そうならないように、「見守る」姿勢が大切です。

 

・リビング学習がベストなこれだけの理由

 

では、なぜリビング(ダイニング)テーブルで勉強することがいいのでしょうか? まず第一は、お母さんに見守ってもらえるからですね。その他にも利点があります。それは、「時間になったら、片づけなくてはならない」からです。

 

人は時間制限があれば、それに間に合わせようとして自然に頭の回転も速くなるのです。ちょうど、お母さんが出かける支度をするのに、いつもは一時間かかるのに、電車の時間や待ち合わせの時間に遅れそうなときは、15分で準備ができてしまうような感覚ですね。

 

注目のセミナー情報

​​【減価償却】11月20日(水)開催
<今年の節税対策にも!>
経営者なら知っておきたい
今が旬の「暗号資産のマイニング」活用術

 

【国内不動産】11月20日(水)開催
高所得ビジネスマンのための「本気の節税スキーム」
百戦錬磨のプロが教える
実情に合わせたフレキシブルな節税術

次ページ地獄の漢字練習?~きれいに書くことにこだわらない~
東大・京大に合格する子は毎朝5時半に起きる

東大・京大に合格する子は毎朝5時半に起きる

河村 京子

実務教育出版

長男は、東京大学理科Ⅰ類に現役合格 次男は、京都大学理学部に現役合格 長女は、英国のロンドン大学UCLに現役合格 そんな河村家の「子育ての秘密」とは? 悪戦苦闘しながら3人の子どもを育てた河村さんは、こう語ります…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧