大きな事故につながる…「パイプ」の恐ろしさ
ポイント③ パイプの貫通部はきれいになっているか
家の床下には、水道管やガス管などのさまざまなパイプが走っています。これらの施工が雑に行われていると、大きな事故につながる場合もありますので、要チェックです。
パイプはコンクリートの基礎に穴を開けて通しています。通常は、パイプの周辺部がパテできれいにふさがれた状態になっていますが、ときとして、基礎に無理やり穴を開けたようになっていて、パイプ周辺部に隙間ができてしまっているケースがあります。
これでは、基礎の強度が保てません。「貫通部の施工不良」です。基礎内部の鉄筋を切ってしまっている場合は、重大な瑕疵として購入を断念したほうがいいと思います。
それ以外の場合は、モルタルやエポキシ樹脂などで適切な補修をしてもらえば問題ありません。