建売住宅の内見で「スリッパを履いてはいけない」理由
まず建物の中を確認する際は、スリッパは履かないでください。不動産会社に案内される場合、通常は玄関に用意されているスリッパを履くことをすすめられるでしょう。ごく当たり前のサービスですが、スリッパを履いて歩くと、床の感触がわからなくなります。
特別な測定器具を持っていなくても、指先に感覚を集中しながら床を歩くことで気づくことは少なくありません。
・床の傾き
・フローリングの浮き
・床のキズやへこみ
これらのチェックポイントは基本中の基本ですが、ゆっくりと歩きながら、床の施工状況を確認していきましょう。
そのためにも、物件を見る際は時間にゆとりを持ってスケジュールを組むことをおすすめします。いくつも物件を見ようとすると焦ってしまいますので、注意してください。
もっとも、暖房器具が何もないフローリング床はかなり冷えますので、体調とも相談しながら進めてください。靴下だけではつらい方は、足裏の感覚をつかめる薄手のスリッパを履いたうえで、床を意識しながら歩いてもいいでしょう。