あらゆる利便性は高いが、やっぱり気になる南口
次に生活利便性を見ていきましょう。駅北口の「アルカキット」には「ライフ」、駅南口の「東京楽天地」には「西友」が入り、駅から離れた住宅街にも「まいばすけっと」や「マルエツ」などのスーパーが点在。駅ビルの「テルミナ」には「成城石井」や「ザ・ガーデン自由が丘」がテナントとして入っているので、“ちょっといつもより良いもの”が駅周辺で手には入ります。遠方から買い物客が訪れような街なので、食材から日用雑貨などの日常品はもちろん、電化製品や衣類などのある程度の買回り品も錦糸町で揃えることができるでしょう。
また飲食店のバリエーションも豊富。単身者でも気兼ねなく入れる外食チェーン店のほか、“おやじ”が大好きな立ち飲み屋や居酒屋が集積。驚くほどの低価格でお腹いっぱいに食べられる昔ながらの定食屋など、一人暮らしの強い味方となる個店も残っているので、外食派の人でも安心です。
問題は治安です。錦糸町の南口エリアの繁華街、江東橋3〜4丁目は、東京の中でも犯罪件数の多いエリア。南口エリアだけで、検挙されている暴行事件が40件、傷害事件が23件起きています(2018年)。治安は新宿・歌舞伎町と匹敵するという人もいるほどで、夜間、女性の一人歩きはおすすめできません。
再開発、そして渋谷のイメージが強い「パルコ」の誕生で、注目を集める「錦糸町」は、近年、特に職住兼ね備えた街として人気が高まっています。駅周辺には大型商業施設が集積し、すべてが錦糸町だけで済ますことができるほど、充実した街だといえるでしょう。しかし、昔ながらの錦糸町のイメージである、“ちょっと怖い街”という側面は、いまなお残っています。そんな一面も街の魅力ですが、住むことを前提にするのなら、駅の北口エリアで居住を検討するのが正攻法だといえるでしょう。
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