百貨店が消えた「小田急・相模大野」新宿まで40分の住み心地

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、小田急線「相模大野」。

街の発展の中心的存在、百貨店が29年の歴史に幕

「相模大野」は、相模原市南区位置する小田急電鉄の駅です。1日の乗降数は13万人ほど。当駅で小田原線と藤沢方面へと向かう江ノ島線が分岐します。

 

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相模大野では、昨年9月、伊勢丹相模原店が29年の歴史に幕を閉じました。隣駅が多摩エリア有数の繁華街「町田」という立地で、地域間、他店との競争に勝つことができなかったこと、百貨店ビジネスそのものの終焉を迎えているなど、さまざまにいわれましたが、1996年の売上をピークに赤字が続いていました。

 

地域のシンボル的存在だった百貨店は、もともと、相模原米軍医療施設あった場所。1981年に返還された後、百貨店のほか、住宅施設(ロビーシティ相模大野五番街)や文化施設(相模女子大学グリーンホール)、公園(市立相模大野中央公園)などが設けられ、地域の発展に貢献してきました。

 

近年、東京近郊でも百貨店の閉店が相次いでいます。伊勢丹相模原店と同じタイミングで伊勢丹府中店(東京都府中市)、先月8月には高島屋港南台店(神奈川県横浜市港南区)、来年2月にはさいか屋横須賀店(神奈川県横須賀市)、そごう川口店(埼玉県川口市)が閉店。長年、親しまれてきた大型店がなくなることは、街の雰囲気を大きく変えてしまうことだけに、「最近は足が遠のいて、行く機会がなかった……」という人でも、どこか寂しさを覚えるものです。

 

そんな郷愁にかられても再び百貨店がオープンする……とはなかなかならないので、次の展開が気になるところです。いまのところ、伊勢丹相模原店の跡地は、野村不動産が取得し再開発。元々野村不動産は駅西側に隣接する「相模大野駅西側地区第一種市街地再開発」に参画。180店舗からなる商業施設、公共施設、マンションが複合した「ボーノ相模大野」を運営しています。

 

百貨店跡地も建て替えによって、同程度の複合施設になるといわれています。ただ気になるのが、元々百貨店時代にあった2階の通り抜け通路。県道51号を跨ぎ、グリーンホールを経て、相模大野中央公園に至る通路で、平日、休日ともに1万人以上の通行量を誇る歩行者の主要動線でした。現在、隣接する立体駐車場を抜ける迂回路が設けられていますが、元々は地域のシンボル的なアプローチだっただけに、新しい施設でも同様の動線の確保が期待されます。

 

百貨店ありしの相模大野駅前から/PIXTA
百貨店ありしの相模大野駅前から/PIXTA

 

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GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

著者紹介

連載データから紐解く「住みやすい街」

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