どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身の会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、京王井の頭線「久我山」駅。

久我山は23区でもリーズナブルな家賃水準

「久我山」駅は東京都杉並区にある、京王井の頭線の駅です。急行が停車し、一日の乗降客数は4万人ほどです。

 

名前から、久我山という山を探しても見つけることはできません。「くが」には空閑地や陸地という意味があり、新開地ということからこの名がついたといわれています。地名そのものは古くからあり、玉川上水と神田上水の間の起伏が続く一帯の名称として使わてきました。

 

 

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久我山といえば、昨今、地域活性化の一環でキーワードになっているのが、ホタル。「久我山ホタル祭り」が始まったのは、1996年。毎年6月の土日に開催されるイベントで、2日間で5万人を超える人が訪れるそうです。このイベントの最大の目玉が、ホタル鑑賞。エリアを流れる神田川と玉川上水の2ヵ所に会場が設けられ、商店街と杉並区内の学校で人工飼育された約2,000匹のホタルを一斉に放流。川沿いの遊歩道を回遊しながら、川面のホタルを鑑賞できるそうです。小さな黄緑色のホタルの光が、あちらこちらで瞬き、幻想的な光景が広がります。この2日間は、1年を通して街が一番にぎやかなとき。フリーマーケットや屋台、夜にはビアガーデンも設けられ、ビール片手にホタル鑑賞など、都区内でありながら、趣深い時間を過ごすことができます。

 

そんな、都内でありながら自然を大切にする久我山は、駅周辺に閑静な住宅街が広がります。駅から南北に走る通り沿いには「久我山商店会(ハミングロードくがやま)」があり、スーパーマーケットや銀行のほか、個店を中心とした飲食店が点在。街のサイズにぴったりな規模の生活に密着した商店街で、夕方には郷愁を感じる雰囲気が漂います。

 

住環境のよさからファミリー層に人気の街ですが、若者に人気の吉祥寺や渋谷にアクセスするのに便利な立地から単身者物件も多く、通勤時間には多くの会社員が駅を利用します。

 

久我山周辺の玉川上水
久我山周辺の玉川上水

 

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