『認知症診断の不都合な真実』
磯野 浩
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年9月
超高齢社会に突入した日本において、認知症はもはや国民病になりつつあります。そんななか、「認知症」という「誤診」の多発が問題視されています。
高齢者はさまざまな疾患を併せ持っているケースが多く、それらが関連しあって「もの忘れ」や「妄想」などといった認知機能の低下の原因になっています。
老年精神医学の専門医である著者は、20年以上患者の診療に当たりながら、保健相談所への出向で延べ300件もの居宅訪問を実施し、専門家として医療や介護の実態調査も行ってきました。
本書では、老年精神医学に長年携わってきた知見から、認知症の誤診がなぜ起きるのか、また誤診で不幸な人生を歩まないための「正しい知識」を解説します。
掲載記事
[連載]老年医学の専門医が解説「認知症診断の不都合な真実」
- 【第1回】 「隣家の70代男性がうるさくて眠れない」と苦情…認知症か?と医師が訪問すると【専門医が解説】 2021/11/08
- 【第2回】 恐ろしい…70代女性が「認知症と“誤診”された」酷すぎる理由【専門医が解説】 2021/11/15
- 【第3回】 「認知症にはいくつもの種類がある」4種別チェックリスト…“返答が遅い”“怒りっぽい”など 2021/11/22
- 【第4回】 70代男性「症状は認知症だが…」医師が診断した“意外な病名”【専門医が解説】 2021/11/29
- 【第5回】 「認知症と診断されたのに、うつ病だった」…高齢者がかかりやすい疾患の特徴まとめ【専門医が解説】 2021/12/06
- 【第6回】 「俺はぼけてなんかいない」家族に手を引かれ…認知症診断に“誤診”が多発するワケ【専門医が解説】 2021/12/13
- 【第7回】 70代女性「もの忘れがひどい…」病院を受診して取られた、“医師の資質”を疑う対応【専門医が解説】 2021/12/20
- 【第8回】 海外先進国では使わない…日本の認知症抑制薬、全身への「恐ろしい副作用リスク」【専門医が解説】 2021/12/27
- 【第9回】 医師は「認知症ですね」と診断したが…「誤診」も疑うべき理由 2022/01/03
- 【第10回】 「認知症かも?」不安になったら受診すべきは…“医師の良し悪し”判断基準 2022/01/10
- 【第11回】 「親に認知症の兆候が…」病院に行く前に頼っておくべき“2つの存在”【医師が解説】 2022/01/17
- 【第12回】 「必須とされていないのに、なぜ?」認知症専門医が直接「居宅を訪問する」ワケ 2022/01/24
- 【第13回】 オランダにある「認知症の人だけが住む街」…訪れた医師が「感動した」ワケ 2022/01/31
- 【最終回】 「施設へ入所させるべきか…」認知症介護“いちばんの悩みどころ”を改善に導く10ヵ条 2022/02/07
人気記事ランキング
1
2
「生きているのがつらい」…生活保護を相談した74歳独居女性、役所で浴びせられた“心ないひと言”に涙
3
老後資金なんて貯めなきゃよかった…〈年金26万円・貯金3,800万円〉60代夫婦の悔恨。シニアツアーを楽しみ、4人の孫に囲まれ、幸せなセカンドライフのはずが“ため息が止まらない”理由
4
「人生でいちばん苦しい」…〈年金25万円・貯蓄3,500万円〉“何の心配もない老後”を生きる66歳女性がため息を漏らす〈家族をめぐる重荷〉
5
「お願い、出ていって…」年金19万円・貯金2,100万円の60代夫婦が、息子との“夢の同居”からわずか2年で崩壊寸前になった理由
1
「このまま一生面倒見るの?」貯金2,300万円の60歳姉、20年間ひきこもる54歳弟との同居に〈限界を告白〉
2
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
3
老後資金なんて貯めなきゃよかった…〈年金26万円・貯金3,800万円〉60代夫婦の悔恨。シニアツアーを楽しみ、4人の孫に囲まれ、幸せなセカンドライフのはずが“ため息が止まらない”理由
4
いい加減にしろ!…年金月38万円、69歳元教師の父の怒号に静まり返るリビング。実家に帰省した40歳シングルマザーが「父の激怒」に感謝したワケ【CFPの助言】
5
【早見表】年金に頼らず「夫婦で100歳まで生きる」ための貯蓄額〈2025年最新版〉
1
定年退職日、職場でもらった花束を抱えて帰宅した60歳夫――翌朝、妻の「今日からお昼ごはん担当よろしくね」で始まった“予想外の生活”
2
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
3
老後資金なんて貯めなきゃよかった…〈年金26万円・貯金3,800万円〉60代夫婦の悔恨。シニアツアーを楽しみ、4人の孫に囲まれ、幸せなセカンドライフのはずが“ため息が止まらない”理由
4
資産1億円・富裕層突入の43歳会社員。「一生困らない資産」を持ちながら築37年「家賃7万円」木造アパートで暮らし続けるワケ
5
「俺の人生だ、勝手にさせてくれ」年金月17万円、“空っぽの冷蔵庫とカビだらけの食パン”の部屋で…75歳父が娘に送った〈老いの意地〉
メルマガ会員登録者の
ご案内
メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。
メルマガ登録会員向けセミナーの一覧
- 01/07 高市政権、トランプ2.0、日銀政策、AIバブル… 2026年「日本経済と株式市場」の展望
- 01/08 【地主の資産防衛戦略】 「収益は地主本人に」「土地は子へ」渡す仕組み… 権利の異なる2つの受益権をもつ「受益権複層化信託」の活用術
- 01/08 金融資産1億円以上の方のための 「本来あるべき資産運用」
- 01/11 <令和8年度>「税制改正大綱」最速解説
- 01/11 2026年「コモディティ」投資戦略 インフレは後退するのか…“金(ゴールド)”“原油”相場を 楽天証券経済研究所のコモディティアナリストが解説
- 01/11 <地主の相続対策> 急な相続で困らないための「資産見える化」のススメ
- 01/11 土地に稼いでもらう! 「借地権」を活用した資産運用と法的問題点 【弁護士が解説】
- 01/11 「タックスヘイブン」を使って、節税・秘匿性確保はできるのか? 「海外法人」の設立法・活用法
- 01/11 “相続の困りごと”いつ誰に何を依頼するべき? 弁護士・税理士・司法書士・金融機関・不動産業者etc. 各専門家の得意なことを知ったうえで考える「適切な専門家・士業の選び方」
- 01/11 相続税の「税務調査」の実態と対処方法 ―税務調査を録音することはできるか?
- 会員向けセミナーの一覧