ロシア経済を見るもう一つの視点
ロシアはウクライナ侵攻と西側諸国による制裁によって、欧米との経済関係を大きく制限されています。
一方で、ロシアは依然として世界有数の経済規模を持つ国であり、エネルギーや資源の供給国として国際経済に影響を与えています。
IMFの2026年1月時点の見通しでは、ロシアの実質GDP成長率は2026年に0.8%、2027年に1.0%と予測されています。
戦争と制裁によってロシアと欧州の経済関係は大きく変わりました。それでも、国際金融の世界では、一度形成された企業、資金、投資のネットワークが簡単に消えるわけではありません。
だからこそ、ロシア経済を見るときには、ロシア国内だけを見るのではなく、ロシア資本がどこを経由して世界とつながってきたのかを見ることも重要です。
その象徴の一つが「キプロスの窓」です。かつてロシアと欧州をつないだこの「窓」は、現在は閉じられています。
しかし、国際情勢が変化すれば、再び開かれる可能性もあります。そのときキプロスがどのような役割を果たすのか――。ロシア経済の行方を考えるうえで、キプロスの動向にも注目する必要がありそうです。
矢内 一好
国際課税研究所
首席研究員
【注目のセミナー情報】
【事業投資】8月19日(水)オンライン開催
「信頼と安心」のブランド力を活かした
『ECCの個別指導塾ベストワン』という選択
【事業投資】8月22日(土)オンライン開催
ドバイ発「ダイヤモンド事業投資」の最新事情
原石から製品まで一貫管理の独自スキームを公開
【関連記事】
■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

