ニセコ・白馬に続くか…大手ホテルもコンビニも「ゼロ」の島に外国人殺到。地価が動き始めた沖縄離島「渡嘉敷村」の意外なポテンシャル

ニセコ・白馬に続くか…大手ホテルもコンビニも「ゼロ」の島に外国人殺到。地価が動き始めた沖縄離島「渡嘉敷村」の意外なポテンシャル
(※写真はイメージです/PIXTA)

インバウンド効果で地価上昇に沸くニセコや白馬村に続き、いま投資家たちが密かに注目するのが、沖縄県の離島「渡嘉敷村」です。美しい“ケラマブルー”を求めて外国人が殺到する一方、島内には大手ホテルもコンビニも存在しません。厳格な国立公園の規制が生む「深刻な宿不足」は、実は小規模事業者にとって絶好の参入機会でもあります。地価が動き始めた注目の離島が持つ、意外な投資ポテンシャルを紐解きます。

地価急上昇で注目を集める沖縄離島「渡嘉敷村」

2026年の公示地価によると、地価上昇率の全国トップ5に輝いたのは、半導体バブルに沸く「北海道千歳市」とインバウンドバブルで注目を集める「長野県北安曇郡白馬村」の2つの自治体で、いずれも地価上昇率は+33.01%~+44.12%と高い数値を示した(全国平均+2.80%)。

 

また、同じく外国人観光客に人気の「北海道虻田郡ニセコ町」は(公示地価標準地が設定されていないため上記ランキングでは圏外となっているが)2025年の基準地価を見ると+13.26%と、こちらも堅調だ。

 

では、ニセコ、白馬に続くのはどこのまちなのか?───健美家読者の皆さんの関心は既に「次」へと向かっていることだろう。

 

そこで今回注目したのが、沖縄県の離島エリア・慶良間(ケラマ)諸島にある「島尻郡渡嘉敷村」だ。

那覇からフェリーで約1時間、有人・無人の島が集まる慶良間諸島

まずは基本情報について解説しよう。慶良間諸島は沖縄本島から西へ約40km、9万475haの海域に36の島が集まる国立公園だ。

 

那覇「泊ふ頭」からフェリーに乗って約1時間で、世界中のダイバーたちを魅了する「ケラマブルー」の海に到着する。近年この「ケラマブルー」が、ニセコ・白馬の「パウダースノー」と同様に世界的に認知されるようになり、多くの外国人観光客が慶良間諸島の小さな島々に押し寄せているのだ。

 

慶良間諸島の36の島の中で、那覇から最も近い有人島が今回クローズアップする「渡嘉敷村/渡嘉敷島」だ
慶良間諸島の36の島の中で、那覇から最も近い有人島が今回クローズアップする「渡嘉敷村/渡嘉敷島」だ
那覇空港から車で約20分の泊ふ頭旅客ターミナル「とまりん」からは慶良間諸島行きのフェリーが1日数回運行している。ただし、フェリーの乗船定員は450名、高速船で200名となるため、島を訪れることができる1日あたりの観光客数は上限が決まっている
那覇空港から車で約20分の泊ふ頭旅客ターミナル「とまりん」からは慶良間諸島行きのフェリーが1日数回運行している。ただし、フェリーの乗船定員は450名、高速船で200名となるため、島を訪れることができる1日あたりの観光客数は上限が決まっている

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