12月8日の日経平均株価は上昇して寄り付くも、その後すぐに前営業日比200円超下落するなど方向感乏しく、前日終値を挟んでもみ合う展開に。前日比90.07円高の50,581.94円で取引を終えました。ソフトバンクグループ〈9984〉やファーストリテイリング〈9983〉など主力の値がさ株に売りが出たことで上値は抑えられたものの、日経平均構成銘柄の騰落数は値上がりが177銘柄、値下がりが48銘柄、変わらずが0銘柄と、底堅さがみられます。
日経平均株価の寄与度上位は、フジクラ〈5803〉、コナミ〈9766〉、アドバンテスト〈6857〉、豊田通商〈8015〉、ディスコ〈6146〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、イオン〈8267〉、リクルートホールディングス〈6098〉、レーザーテック〈6920〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億5,400万株、売買代金は5兆0,191.85億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、非鉄金属、不動産業、建設業、卸売業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、小売業、銀行業、その他製品、情報・通信、サービス業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がユー・エム・シー・エレクトロニクス〈6615〉で+80円(+22.54%)の435円、2位がフォーカスシステムズ〈4662〉で+308円(+16.77%)の2,145円、3位が日本新薬〈4516〉で+696円(+13.86%)の5,719円となりました。
一方下落率は、1位がダブル・スコープ〈6619〉で-14円(-7.00%)の186円、2位が大阪チタニウムテクノロジーズ〈5726〉で-145円(-6.93%)の1,947円、3位がイオン〈8267〉で-173円(-6.86%)の2,349円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは97銘柄、年初来安値を更新したのは13銘柄でした。
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