10月29日の日経平均株価は上昇して寄り付くと、前日に業績見通しを上方修正したアドバンテスト〈6857〉がストップ高水準まで上昇、同社1銘柄で日経平均株価を1,077円押し上げました。東証プライム市場全体では値上がり銘柄数200に対して値下がりが1,394と、全体の8割以上が下落した一方、アドバンテストの上昇により、日経平均株価は前日比1,088.47円高の51,307.65円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが43銘柄、値下がりが182銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、フジクラ〈5803〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、ダイキン工業〈6367〉、京セラ〈6971〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は23億5,700万株、売買代金は7兆0,921.43億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、電気機器、建設業、情報・通信が上昇した一方、パルプ・紙、不動産業、空運業、その他金融業、倉庫・運輸関連業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がアドバンテスト〈6857〉で+4,000円(+22.08%)の22,120円、2位がトーエネック〈1946〉で+300円(+20.39%)の1,771円、3位がきんでん〈1944〉で+1,000円(+19.39%)の6,158円となりました。
一方下落率は、1位がアイネス〈9742〉で-289円(-14.74%)の1,671円、2位が北越コーポレーション〈3865〉で-127円(-13.19%)の836円、3位が第一稀元素化学工業〈4082〉で-167円(-12.96%)の1,122円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは51銘柄、年初来安値を更新したのは31銘柄でした。
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