10月10日の日経平均株価は、明日から3連休を控えるなか、前日の大幅高の反動もあり利益確定売りが優勢となり、前日比491.64円安の48,088.80円で取引を終えました。またこの日の引け後、公明党・斉藤鉄夫代表の「自公連立政権についてはいったん白紙とし、これまでの関係に区切りをつけたい」という、自民党との連立政権離脱の方針が伝わると、高市トレードの巻き戻しから円高が進んだほか、日経平均先物が急落。週明けの株式市場の動きに注目が集まります。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが22銘柄、値下がりが202銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、ソニー〈6758〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、中外製薬〈4519〉、ファナック〈6954〉、キーエンス〈6861〉、良品計画〈7453〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は24億9,700万株、売買代金は6兆3,382.51億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、小売業が上昇した一方、証券業、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、銀行業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がPHCホールディングス〈6523〉で+65円(+6.71%)の1,033円、2位がファーストリテイリング〈9983〉で+3,210円(+6.65%)の51,500円、3位が吉野家ホールディングス〈9861〉で+152円(+4.99%)の3,196円となりました。
一方下落率は、1位がエア・ウォーター〈4088〉で-500円(-19.41%)の2,076.5円、2位がSBIホールディングス〈8473〉で-811円(-10.53%)の6,894円、3位がアステナホールディングス〈8095〉で-47円(-8.75%)の490円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは26銘柄、年初来安値を更新したのは12銘柄でした。
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