10月7日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎプラスで寄り付くと、一時前日比+600円に迫る勢いで上昇しました。もっとも、前日の急騰もあり短期的な過熱感を警戒する向きも多く、買い一巡後は上昇幅を縮小。後場に入るともみ合いながら徐々に売り優勢の展開となり、日経平均株価は引け間際に一時マイナス圏に転落するも、前日比6.12円高の47,950.88円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが129銘柄、値下がりが88銘柄、変わらずが8銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、フジクラ〈5803〉、KDDI〈9433〉、日東電工〈6988〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、レーザーテック〈6920〉、ベイカレント〈6532〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は25億0,800万株、売買代金は6兆6,084.36億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、鉄鋼、空運業、ゴム製品、非鉄金属、輸送用機器などが上昇した一方、その他金融業、小売業、保険業、サービス業、銀行業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がLink-Uグループ〈4446〉で+150円(+20.55%)の880円、2位がネクステージ〈3186〉で+226円(+9.44%)の2,619円、3位がサムコ〈6387〉で+350円(+9.23%)の4,140円となりました。
一方下落率は、1位がインターメスティック〈262A〉で-185円(-7.11%)の2,416円、2位がキオクシアホールディングス〈285A〉で-420円(-6.65%)の5,900円、3位がオイシックス・ラ・大地〈3182〉で-116円(-6.52%)の1,662円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは102銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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