10月8日の日経平均株価は、米ハイテク株安の流れを引き継ぎ下落して寄り付くと、その後円安を追い風に一時上昇する場面もみられましたが、ソフトバンクグループ〈9984〉や東京エレクトロン〈8035〉など、直近上昇していた銘柄の利益確定売りが重石となり、前日比215.89円安の47,734.99円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが100銘柄、値下がりが122銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、フジクラ〈5803〉、リクルートホールディングス〈6098〉、東京海上ホールディングス〈8766〉、ソニー〈6758〉、コナミ〈9766〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は22億1,800万株、売買代金は5兆8,674.53億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、非鉄金属、水産・農林業、保険業、証券業、銀行業などが上昇した一方、ゴム製品、精密機器、パルプ・紙、化学、情報・通信などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がわらべや日洋ホールディングス〈2918〉で+503円(+17.01%)の3,460円、2位がLink-Uグループ〈4446〉で+135円(+15.34%)の1,015円、3位がオリオンビール〈409A〉で+173円(+11.33%)の1,700円となりました。
一方下落率は、1位がパルグループホールディングス〈2726〉で-191円(-8.08%)の2,173円、2位がいちご〈2337〉で-29円(-7.06%)の382円、3位がM&A総研ホールディングス〈9552〉で-70円(-5.72%)の1,154円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは84銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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