9月16日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株の流れを引き継ぎ朝方上昇して始まると、節目の45,000円をつけました。もっとも、節目到達による達成感からか利益確定の売りに押され、指数は一時マイナス圏に。その後は再び4万5,000円近辺でもみ合いながら推移するなか、日経平均株価は前日比134.15円高の44,902.27円で取引を終えました。こうした株高の背景には、FRBのハト派化(緩和的な金融政策への転換)期待がある模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが136銘柄、値下がりが88銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ディスコ〈6146〉、TDK〈6762〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、任天堂〈7974〉、日東電工〈6988〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億8,500万株、売買代金は5兆0,481.98億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、石油・石炭製品、輸送用機器械、水産・農林業、精密機器、化学などが上昇した一方、その他製品、不動産業、小売業、銀行業、空運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がKLab〈3656〉で+80円(+39.41%)の283円、2位が富士石油〈5017〉で+80円(+19.37%)の493円、3位がPR TIMES〈3922〉で+504円(+17.77%)の3,340円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がWOWOW〈4839〉で-202円(-12.01%)の1,480円、2位がH.U.グループホールディングス〈4544〉で-462円(-12.00%)の3,387円、3位がラクスル〈4384〉で-153円(-11.13%)の1,222円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは161銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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