9月3日の日経平均株価は、米長期金利所上昇を受けたハイテク株安の流れを引き継ぎ、国内でも半導体関連銘柄の一角が売られるなど軟調な展開となり、前日比371.60円安の41,938.89円で取引を終えました。また、国内では日銀副総裁の発言で利上げ期待が後退、銀行株などにも売りが目立っています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが73銘柄、値下がりが148銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、KDDI〈9433〉、ダイキン工業〈6367〉、三菱商事〈8058〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、エーザイ〈4523〉、味の素〈2802〉、ファナック〈6954〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は22億3,600万株、売買代金は5兆0,079.14億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、パルプ・紙、ゴム製品、陸運業、水産・農林業、非鉄金属などが上昇した一方、銀行業、保険業、海運業、証券業、電気・ガス業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がインターメスティック〈262A〉で+411円(+15.72%)の3,025円、2位が日本ヒューム〈5262〉で+520円(+14.02%)の4,230円、3位が内田洋行〈8057〉で+1,420円(+13.05%)の12,300円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がアステリア〈3853〉で-202円(-12.42%)の1,425円、2位がミガロホールディングス〈5535〉で-80円(-7.51%)の985円、3位が文化シヤッター〈5930〉で-192円(-7.42%)の2,396円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは194銘柄、年初来安値を更新したのは4銘柄でした。
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