9月4日の日経平均株価の終値は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、ソフトバンクグループ〈9984〉やアドバンテスト〈6857〉など、主力のハイテク関連銘柄が指数をけん引、前日比641.38円高の42,580.27円で取引を終えました。米国時間4日に半導体大手の米ブロードコムが決算発表を控えているなか、関連銘柄に期待先行の買いが入ったとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが175銘柄、値下がりが49銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、フジクラ〈5803〉、ソニー〈6758〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ニデック〈6594〉、信越化学工業〈4063〉、キーエンス〈6861〉、ファナック〈6954〉、良品計画〈7453〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億7,600万株、売買代金は4兆3,217.35億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、銀行業、非鉄金属、保険業、情報・通信、鉄鋼などが上昇した一方、鉱業、ゴム製品、繊維製品、化学が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が日本ヒューム〈5262〉で+660円(+15.60%)の4,890円、2位がアステリア〈3853〉で+198円(+13.89%)の1,623円、3位が日本コンクリート工業〈5269〉で+38円(+11.69%)の363円となりました。
一方下落率は、1位がニデック〈6594〉で-700円(-22.44%)の2,420円、2位が内田洋行〈8057〉で-830円(-6.75%)の11,470円、3位が泉州電業〈9824〉で-255円(-5.69%)の4,225円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは149銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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