(※写真はイメージです/PIXTA)

冬本番を迎える前に経営するアパートのエアコンの設置や交換を行うことは、重要な投資判断となります。本記事ではアパート経営におけるエアコン投資の税務上メリットと、収益効果を最大化する方法について、税理士法人グランサーズ代表社員の辻哲弥税理士が解説します。

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エアコン投資は収益アップの鍵!入居率と家賃設定への影響

エアコンなし物件は9割以上の層に除外される

先述のとおり、昨今の賃貸市場ではエアコン設置は事実上の標準仕様。エアコンがなければ、検索段階で弾かれてしまうことも。つまり、「エアコンなし=選ばれない物件」になるリスクが高く、設置していないだけで空室リスクが跳ね上がります。

エアコン更新=家賃アップも現実的

エアコンを新品にすることで、以下のような効果が得られます。

 

・家賃2,000円アップ/月

・年間2万4,000円の追加収入

・入居期間の長期化

 

設備スペックを上げることで、物件の魅力そのものが底上げされ、競合物件との差別化にも繋がります。新品のエアコンは単に快適性を提供するだけでなく、「オーナーが物件管理をちゃんとしている」という安心感を与え、優良な入居者の獲得確率も高めることができるのです。

 

長期安定経営へのインパクト

エアコン更新の真価は、短期家賃アップだけではありません。

 

・古いエアコン→ 内見印象ダウン → 成約率低下

・エアコンなし → 検索対象外 → 空室長期化

 

こうしたリスクを排除できることで、満室安定経営が実現しやすくなります。数十万円のエアコンの設置が、数年にわたる空室リスクと入居者トラブルを防ぐ保険にもなり得ること。それがエアコン投資の本質といえるでしょう。

 

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本記事は『アパート経営オンライン』内記事を一部抜粋、再編集したものです。

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