8月20日の日経平均株価は小幅安で寄り付くと、その後下落幅を拡大、一時は800円超の下落するなど終日軟調な展開となりました。前日の米株市場では半導体大手エヌビディアをはじめ、ハイテク株が下落。こうしたなか、この日の国内株式市場でもこれまで指数の上昇を支えてきた半導体関連銘柄に利益確定の動きが目立ち、日経平均株価は前日比657.74円安の42,888.55円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが89銘柄、値下がりが135銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、コナミ〈9766〉、フジクラ〈5803〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、京セラ〈6971〉、KDDI〈9433〉、ダイキン工業〈6367〉、本田技研工業〈7267〉、オリエンタルランド〈4661〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億1,200万株、売買代金は4兆8,849.09億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、水産・農林業、食料品、陸運業、鉱業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、非鉄金属、その他製品、情報・通信、機械、電気機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がアステリア〈3853〉で+150円(+16.76%)の1,045円、2位がジャパンディスプレイ〈6740〉で+1円(+5.88%)の18円、3位がGMOフィナンシャルゲート〈4051〉で+320円(+5.45%)の6,190円となりました。
一方下落率は、1位がセレス〈3696〉で-206円(-8.50%)の2,217円、2位がソシオネクスト〈6526〉で-220.5円(-7.31%)の2,794.5円、3位がソフトバンクグループ〈9984〉で-1,145円(-7.14%)の14,890円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは218銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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