8月19日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ上昇して始まりましたが、指数はここのところ急ピッチで水準を切り上げていたこともあり、買い一巡後は短期的な過熱感を警戒した売りに押され反落、前日比168.02円安の43,546.29円で取引を終えました。もっとも、日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが132銘柄、値下がりが87銘柄、変わらずが6銘柄と、全体としては値上がり銘柄のほうが多かったものの、値がさ株のソフトバンクグループ〈9984〉の下げが指数に影響。同社株単体で指数を135円押し下げました。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、コナミグループ〈9766〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、中外製薬〈4519〉、第一三共〈4568〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、豊田通商〈8015〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億8,100万株と前日と比べて減少した一方、売買代金は5兆0,780.95億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、医薬品、不動産業、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業、金属製品などが上昇した一方、その他製品、銀行業、非鉄金属、保険業、証券業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がアステリア〈3853〉で+150円(+20.13%)の895円、2位がアドバンスクリエイト〈8798〉で+45円(+13.04%)の390円、3位が飯野海運〈9119〉で+124円(+11.37%)の1,215円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がサンリオ〈8136〉で-897円(-10.38%)の7,746円、2位が楽天銀行〈5838〉で-758円(-8.63%)の8,022円、3位がフージャースホールディングス〈3284〉で-85円(-6.21%)の1,284円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは220銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。
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