8月12日の日経平均株価は、米関税や企業業績に対する懸念の後退を背景にリスクオンムードが広がるなかプラスで寄り付くと、その後も終日堅調な展開となりました。上昇幅は一時前日比1,100円を超え、日経平均株価は43,000円に乗せかけたものの、引けにかけて利益確定の売りに押され上げ幅を縮小、前日比897.69円高の42,718.17円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが174銘柄、値下がりが50銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、東京エレクトロン〈8035〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、オリンパス〈7733〉、TOPPANホールディングス〈7911〉、任天堂〈7974〉、花王〈4452〉、味の素〈2802〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は27億8,100万株、売買代金は6兆8,640.29億円となり、前週末と比べて増加。
業種別では、鉱業、銀行業、情報・通信、証券業、非鉄金属などが上昇した一方、その他製品、石油・石炭製品、パルプ・紙、水産・農林業、陸運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が新電元工業〈6844〉で+500円(+19.05%)の3,125円、同率で1位がアンビスホールディングス〈7071〉で+100円(+19.05%)の625円、3位がゼンショーホールディングス〈7550〉で+1,500円(+18.96%)の9,412円となりました。
一方、下落率は、1位がGENOVA〈9341〉で-105円(-14.17%)の636円、2位がブレインパッド〈3655〉で-202円(-14.14%)の1,227円、3位がNIPPON EXPRESSホールディングス〈9147〉で-426円(-12.34%)で3,025円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは335銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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