8月8日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高を受けた半導体関連銘柄への買いが上昇に寄与したほか、決算発表したソフトバンクが前日比10.3%高となり、1銘柄で指数を264円も押し上げるなど、値がさ株の上昇もあって、前日比761.33円高の41,820.48円、これで4日続伸して取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが178銘柄、値下がりが46銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、東京エレクトロン〈8035〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、トレンドマイクロ〈4704〉、フジクラ〈5803〉、クラレ〈3405〉、SMC〈6273〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は27億3,900万株、売買代金は6兆7,792.50億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、ゴム製品、精密機器、その他製品、輸送用機器、その他金融業などが上昇した一方、繊維製品、医薬品、非鉄金属、保険業が下落しました。米関税政策に対する過度な警戒感が後退したことで、自動車など輸出関連銘柄に資金が流入しています。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が宮越ホールディングス〈6620〉で+300円(+22.80%)の1,616円、2位が日本化学工業〈4092〉で+414円(+19.10%)の2,582円、3位がダイフク〈6383〉で+548円(+13.78%)の4,524円となりました。
一方下落率は、1位が中外製薬〈4519〉で-1,308円(-17.68%)の6,092円、2位が浜松ホトニクス〈6965〉で-318円(-17.17%)の1,534.5円、3位がチャーム・ケア・コーポレーション〈6062〉で-235円(-16.97%)の1,150円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは352銘柄、年初来安値を更新したのは4銘柄でした。
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