7月31日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、もみ合いながら徐々に水準を切り上げていきました。日本時間早朝から午後にかけて、米FRBと日銀がそれぞれ政策金利を据え置いたことで買い安心感が広がった模様です。日経平均株価は前日比415.12円高の41,069.82円で取引を終えています。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが178銘柄、値下がりが46銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、京セラ〈6971〉、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉、フジクラ〈5803〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、トヨタ自動車〈7203〉、ダイキン工業〈6367〉、中外製薬〈4519〉、本田技研工業〈7267〉、武田薬品工業〈4502〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は21億2,900万株、売買代金は5兆3,877.31億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、保険業、ガラス・土石製品、空運業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、金属製品、輸送用機器、鉄鋼、その他製品、ゴム製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がアイ・ピー・エス〈4390〉で+500円(+22.03%)の2,770円、2位がヤマトホールディングス〈9064〉で+248.5円(+12.77%)の2,195円、3位がアルビス〈7475〉で+325円(+10.83%)の3,325円となりました。
一方下落率は、1位がJCRファーマ〈4552〉で-138円(-19.27%)の578円、2位が三和ホールディングス〈5929〉で-571円(-12.13%)の4,138円、3位が大和工業〈5444〉で-989円(-10.43%)の8,497円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは241銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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