8月4日の日経平均株価は、前週末の米株安を受けて下落して寄り付くと、下げ幅は一時900円を超え、節目の4万円を割り込みました。もっとも、後場に入ると指数は下げ渋り、徐々に下げ幅を縮小。日経平均株価は前日比508.90円安の40,290.70円と、4万円台を回復して取引を終えています。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが48銘柄、値下がりが174銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、TDK〈6762〉、アドバンテスト〈6857〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、任天堂〈7974〉、HOYA〈7741〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソシオネクスト〈6526〉、イオン〈8267〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は20億1,700万株、売買代金は4兆8,035.93億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、その他製品、不動産業、精密機器、空運業、非鉄金属が上昇した一方、銀行業、鉱業、サービス業、保険業、石油・石炭製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が黒崎播磨〈5352〉で+700円(+20.29%)の4,150円、2位がコカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス〈2579〉で+352.5円(+15.82%)の2,580.5円、3位が大塚商会〈4768〉で+352円(+12.13%)の3,255円となりました。
一方下落率は、1位が日東紡〈3110〉で-1,000円(-15.38%)の5,500円、2位がアルゴグラフィックス〈7595〉で-470円(-8.77%)の4,890円、3位がヤマハ〈7951〉で-87円(-8.00%)の1,001円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは131銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄と、国内株に対する先行き期待は引き続き高そうです。
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