生後10ヵ月の孫を掲げて「おねだりアテレコ」する嫁
「週末、遊びに行きますね!」
息子の大輔さん(32歳)が結婚して約2年。佳代子さん(67歳・仮名)には昨年秋、待望の初孫ができました。
お嫁さんの千紗さん(28歳・仮名)は、根っからの「愛され妹キャラ」。明るいお嫁さんが来てくれたと、佳代子さんは大喜びでした。千紗さんの実家は遠方にあるため、孫を連れて頻繁に佳代子さんの家に遊びに来てくれるのを歓迎していたのです。
ところが、千紗さんから「週末に行きます」のLINEが届くと、佳代子さんは気持ちが重くなるようになっていました。その理由がこれです。
「ばあば〜! 僕、このハイローチェア(7万円)が欲しいでちゅ〜! これがあれば、ばあばの家に来たときもぐっすり眠れると思うな〜」
「ばあば〜! ママがいつも育児を頑張ってるから、美味しいホテルのランチビュッフェ(1人8,000円)をご馳走してあげたいでちゅ〜」
千紗さんは、スマホ画面を見せつつ孫の顔の後ろから裏声を使って、腹話術さながらに喋り始めるのです。
この“孫を盾にしたおねだり”も、最初は笑って受け入れていました。
「可愛い孫を生んでくれたお嫁さん。何でもしてあげたい」
しかし、お金が無限に湧いてくるはずもなく、現実的な問題に直面するようになりました。
夫婦の収入は年金が月23万円。現役時代の貯蓄は2,500万円ほどありましたが、孫が生まれてからというもの、お祝い金や家具家電、洋服などの度重なるプレゼント、外食代の負担などで、いつの間にか100万円以上を使ってしまっていたのです。
