7月30日の日経平均株価は、前日比19.85円安の40,654.70円で取引を終えました。先週の急上昇を受けてこの日も利益確定の動きが出やすかったものの、今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控えていることから様子見姿勢強く、前日終値を挟んで小幅にもみ合う展開でした。重要イベントの結果を受けて相場が方向づくことも想定されるため、投資家はどちらか一方にポジションを傾ける動きをとりづらかったとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが155銘柄、値下がりが67銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、フジクラ〈5803〉、東京エレクトロン〈8035〉、キヤノン〈7751〉、日東電工〈6988〉、住友ファーマ〈4506〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億7,600万株、売買代金は4兆9,430.02億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、繊維製品、海運業、不動産業、陸運業などが上昇した一方、空運業、サービス業、パルプ・紙、輸送用機器、精密機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が住友ファーマ〈4506〉で+185円(+16.27%)の1,322円、2位がエクセディ〈7278〉で+490円(+11.34%)の4,810円、3位がエンプラス〈6961〉で+470円(+9.38%)の5,480円となりました。
一方下落率は、1位がシマノ〈7309〉で-5,000円(-23.34%)の16,425円、2位が小森コーポレーション〈6349〉で-169円(-10.70%)の1,410円、3位がフジテック〈6406〉で-590円(-9.51%)の5,615円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは130銘柄、年初来安値を更新したのは4銘柄でした。
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