7月15日の日経平均株価は、一時マイナスに転じる場面もみられるなど前日終値を挟んで一進一退の展開でしたが、米半導体大手のエヌビディアによる中国向けAI半導体の輸出再開発表を手がかりに、国内の半導体関連銘柄が上昇、前日比218.40円高の39,678.02円と、高値引けで取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが86銘柄、値下がりが136銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ディスコ〈6146〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ダイキン工業〈6367〉、良品計画〈7453〉、リクルートホールディングス〈6098〉、伊藤忠商事〈8001〉、京セラ〈6971〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億7,600万株、売買代金は4兆1,219.69億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、保険業、電気機器、医薬品、電気・ガス業などが上昇した一方、卸売業、不動産業、パルプ・紙、海運業、陸運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がPR TIMES〈3922〉で+500円(+21.10%)の2,870円、2位がDDグループ〈3073〉で+253円(+17.53%)の1,696円、3位がGunosy〈6047〉で+100円(+14.93%)の770円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がIDOM〈7599〉で-118円(-10.57%)の998円、2位が栗本鐵工所〈5602〉で-460円(-6.60%)の6,510円、3位がgumi〈3903〉で-44円(-6.57%)の626円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは126銘柄、年初来安値を更新したのは10銘柄でした。
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