7月11日の日経平均株価は、前日の米株高の流れを引き継ぎ上昇してスタート、一時は39,957.80円と、節目の4万円まで目前に迫りました。しかし、日経平均株価への寄与度が高いファーストリテイリング〈9983〉が前日の決算を受けて急落する中、指数は急速に上げ幅を縮小、前日終値をはさんで小幅にもみ合う展開なりました。結局、日経平均株価は前日比76.68円安の39,569.68円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが156銘柄、値下がりが68銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、フジクラ〈5803〉、コナミ〈9766〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ダイキン工業〈6367〉、TDK〈6762〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、日東電工〈6988〉となりました。なお、ファーストリテイリング〈9983〉1社で指数を262円押し下げています。
また、東証プライム市場の売買高は18億6,400万株、売買代金は4兆5,653.10億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、海運業、パルプ・紙、鉄鋼、証券業、銀行業などが上昇した一方、電気・ガス業、非鉄金属、サービス業、情報・通信、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が三光合成〈7888〉で+100円(+14.79%)の776円、2位がOSG〈6136〉で+159.5円(+9.09%)の1,915円、3位がセレス〈3696〉で+220円(+8.94%)の2,680円となりました。
一方下落率は、1位がU-NEXT HOLDINGS〈9418〉で-218円(-9.52%)の2,073円、2位がベルク〈9974〉で-650円(-8.49%)の7,010円、3位がファーストリテイリング〈9983〉で-3,240円(-6.93%)の43,500円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは178銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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