7月9日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高を支えに半導体関連銘柄主導で上昇して始まるも、一時前日比マイナスに沈むなど方向感に欠く展開に。もっとも、為替相場での円安進行が支えとなり再び上昇し、前日比132.47円高の39,821.28円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが174銘柄、値下がりが46銘柄、変わらずが5銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、日東電工〈6988〉、本田技研工業〈7267〉、ファナック〈6954〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉、コナミ〈9766〉、中外製薬〈4519〉、東京エレクトロン〈8035〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億8,100万株、売買代金は4兆2,947.47億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、石油・石炭製品、鉱業、その他金融業、証券業、精密機器などが上昇した一方、非鉄金属、機械、電気・ガス業、その他製品、情報・通信などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がGMOインターネット〈4784〉で+300円(+21.96%)の1,666円、2位がJCRファーマ〈4552〉で+80円(+15.44%)の598円、3位がパルグループホールディングス〈2726〉で+475円(+13.18%)の4,080円となりました。
一方下落率は、1位が西武ホールディングス〈9024〉で-362円(-7.24%)の4,635円、2位がハニーズホールディングス〈2792〉で-92円(-5.77%)の1,503円、3位がアイル〈3854〉で-155円(-5.66%)の2,585円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは151銘柄、年初来安値を更新したのは4銘柄でした。
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