人は見かけが9割? カリスマ性は諸刃の剣?──昇進を左右する「リーダーに不可欠な立ち振る舞い」とは【エグゼクティブ転職のプロが解説】

人は見かけが9割? カリスマ性は諸刃の剣?──昇進を左右する「リーダーに不可欠な立ち振る舞い」とは【エグゼクティブ転職のプロが解説】
(写真はイメージです/PIXTA)

経験が豊富で、確かな実績を上げている――。これらは昇進の場面などで評価を左右する重要なポイントの一つです。しかし、エグゼクティブクラスにおいては、それだけでリーダーにふさわしいと判断されるとは限りません。むしろ、より重視される別のポイントがあるといいます。今回は、エグゼクティブ転職の専門家・井上和幸氏が、エグゼクティブとして求められる振る舞いについて、詳しく解説します。

カリスマ性の功罪

リーダーの立ち振る舞いと言えば、「カリスマ性」が頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。実際に、カリスマ的性格、振る舞いはあります。

 

パーソナリティ特性などの専門家であるゲント大学のフィリップ・デ・フリート教授らの研究によれば、「大胆」「カラフル」「遊び心」「想像豊か」の4つの性格特性がカリスマ的特性として位置付けられ、自信、強い印象、限界に挑む姿勢、先見性豊かな思考となって現れるそうです。

 

こうしたカリスマ性を発揮するパーソナリティーには、部下を鼓舞してよい仕事をさせる力があり、献身や信頼や満足感を植え付ける力に繋がります。それによって部下たちは、カリスマ性を有するリーダーに対して仕事ができる、有能なリーダーだという印象を持つのです。

 

ただし。このカリスマ性が行き過ぎる(強すぎる)と、自信が「過信」や「自己陶酔」につながったり、説得力が「不健全な人心操作」につながったり、行き過ぎた想像力やビジョンが「夢想への暴走」や「現実からの乖離」、また現場業務の統括・推進を怠ったりということにもつながるので要注意。カリスマ性は、ありすぎると失敗するのです。過ぎたるは及ばざるが如しですね。

 

エグゼクティブとしての地位を掴むには、他者からの信頼を勝ち取ることが不可欠です。そのための<見栄え><立ち振る舞い><ものの言い方>を、せっかくなら身につけてアドバンテージを取りましょう。

 

 

井上 和幸
株式会社 経営者JP
代表取締役社長・CEO

 

 

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