面接官「前の会社、1年でお辞めになったようですが…」短期離職に付きまとう“不信感”の乗り越え方 【エグゼクティブ転職のプロが指南】

面接官「前の会社、1年でお辞めになったようですが…」短期離職に付きまとう“不信感”の乗り越え方 【エグゼクティブ転職のプロが指南】
(写真はイメージです/PIXTA)

ここ数年、エグゼクティブ層の短期離職が増加傾向にあります。勤続年数が短いと採用担当者にネガティブな印象を与え、再就職のハードルが高くなりがちです。そのため、転職活動の準備段階から離職理由としっかり向き合うことが重要になります。本記事では、職務経歴書や面接での離職理由の扱い方について、エグゼクティブ転職の専門家・井上和幸氏が具体的に解説します。

エグゼクティブ層の「仕切り直し転職」が増加

コロナ前ごろから現在に至るまで、エグゼクティブ層の方々の短期離職(私はこれを「仕切り直し転職」と呼んでいます)が非常に増えています。

 

この10年の間に40歳以上の転職の裾野が大きく広がりました。それにより、転職する側も採用する側も、その層での転職/採用に関しての経験値不足からミスマッチが発生しているのではないかと考えられます。また、それ以前に、この層の転職が一般化することで、言葉は悪いですが、転職側も採用側も、"雑"になっているということの現れなのです。

 

こうした中で、多くの方が「次こそは同じことがないように」と期して、活発に転職活動をしています。ですが、そのまま応募に臨むと、企業からは「どうして、こんなに短期間で辞めてしまうの/辞めてしまったの?」「うちに来ても、すぐにまた辞めてしまうのでは?」と懸念されてしまいます。

 

応募先企業にこう思われることを認識したうえで、では、どう対応しながら転職活動すればうまくいくかについて、考えてみましょう。

短期間の成果を職務経歴書に「盛らない」

短期離職した方が行いがちなのが、その短期間での離職理由には触れず、数ヵ月〜1年数ヵ月の在籍期間中の業務を「華やかに」職務経歴書に記載してしまうことです。

 

もちろん、短い期間で相応の実績を上げた人もいるでしょう。しかし、マネジメントクラスにある皆さんが担ってきたような組織のミッションについては、数ヵ月や1年で「着手→執行→成果」まで辿り着けるものではありません。多くの場合、入社後に引き継いだ組織の動きを、あたかも自分が手がけた成果のように記載しています。

 

この辺り、皆さんの選考相手となる応募先幹部陣や社長は、それが本人の成果か、そうでないかは、当然簡単に見抜きます。仕切り直しの転職を成功させるためにも、そしてご縁があって応募先企業に入社したあとに企業との期待値ミスマッチを起こさないためにも、在籍中の経歴は<盛らない>ことが非常に重要です。

 

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