人は見かけが9割? カリスマ性は諸刃の剣?──昇進を左右する「リーダーに不可欠な立ち振る舞い」とは【エグゼクティブ転職のプロが解説】

人は見かけが9割? カリスマ性は諸刃の剣?──昇進を左右する「リーダーに不可欠な立ち振る舞い」とは【エグゼクティブ転職のプロが解説】
(写真はイメージです/PIXTA)

経験が豊富で、確かな実績を上げている――。これらは昇進の場面などで評価を左右する重要なポイントの一つです。しかし、エグゼクティブクラスにおいては、それだけでリーダーにふさわしいと判断されるとは限りません。むしろ、より重視される別のポイントがあるといいます。今回は、エグゼクティブ転職の専門家・井上和幸氏が、エグゼクティブとして求められる振る舞いについて、詳しく解説します。

リーダーとして気をつけるべき、物の言い方

リーダーとしてなにを言うか、どのように言うか、いつ言うか、誰に向かって言うか、それを適切な文脈で言えるか。こうしたことの総体を「エグゼクティブ・ボイス」といいます。

 

あなたが大企業の経営幹部であれ、ベンチャー企業のマネジメントであれ、中堅中小企業の管理職であれ、あるいは企業規模に関わらず少人数のチームリーダーであっても、どのようなリーダーであれエグゼクティブ・ボイスは、リーダーとしての潜在能力を最大限発揮するための重要な要素です。

 

エグゼクティブ・ボイスもエグゼクティブ・プレゼンス同様、感覚的な部分があり定義が難しいですが、次のようなことを満たすとよいそうです。

 

【文脈を理解する】
会議であれ、会話であれ、自分のなかでまとまっていない内容を話してしまったり、相手の意図から外れた話をしたりすることを避ける。そのコミュニケーションで自分がなにを求められているかを把握・整理したうえで話す。

 

【ビジョナリーになる】
自分の機能や役割を意識しすぎて近視眼に陥らないよう気をつける。広い視野で先を見て話をする。

 

【戦略的な関係を築く】
具体的なビジネス目標を念頭に置き、そのために活かせる人間関係を築く。毎週少なくとも一人以上、自分のチーム以外の人にアプローチして話をする。

 

【解決策を提示する】
コミュニケーションにおいて、常に課題の指摘だけでなく解決策を提示する。評論家に陥らない。

 

【冷静さを保つ】
プレッシャーがかかる状況においても、常に冷静さを保つ。どんなにストレスを感じても、感情に振り回されるのではなく、事実に立脚し続けるよう努める。部下に信頼され、影響力を与え続ければ、エグゼクティブ・ボイスに磨きをかけ、会話や会議のなかで相手に果たしてもらいたい役割を簡潔に伝える必要があるのです。

 

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