5月28日の日経平均株価は、前日の米株高や円安進行を追い風に朝方370円高で寄り付くと、一時454円高まで上昇しました。しかし、その後は日本時間の明日早朝に明らかになる米半導体大手エヌビディアの決算を前に持ち高調整の動きがでていたようで、指数は徐々に上げ幅を縮小。また引け前には円高進行も重石となり、日経平均株価は前日比1.71円安の37,722.40円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが121銘柄、値下がりが102銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、リクルートホールディングス〈6098〉、バンダイナムコHD〈7832〉、中外製薬〈4519〉、ファナック〈6954〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、第一三共〈4568〉、花王〈4452〉、住友不動産〈8830〉、レーザーテック〈6920〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億0,400万株、売買代金は4兆2,870.97億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、保険業、石油・石炭製品、水産・農林業、空運業、医薬品などが上昇した一方、サービス業、鉄鋼、精密機器、その他製品、電気・ガス業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が太陽ホールディングス〈4626〉で+1,000円(+19.12%)の6,230円、2位がシンクロ・フード〈3963〉で+80円(+17.17%)の546円、3位がローム〈6963〉で+189円(+13.27%)の1,613.5円となりました。
一方下落率は、1位がレオパレス21〈8848〉で-40円(-5.91%)の637円、2位がサンリオ〈8136〉で-380円(-5.64%)の6,361円、3位が三菱電機〈6503〉で-164円(-5.35%)の2,901円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは107銘柄、年初来安値を更新したのは8銘柄でした。
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