5月29日の日経平均株価は寄り付き上昇して始まると、その後も終日堅調。もみ合いながらじりじりと上げ幅を拡大させ、前日比710.58円高の38,432.98円で取引を終えました。前日のエヌビディア決算について、市場では良好と受け止めたようで、半導体関連銘柄の上昇が目立ちました。また、円安進行も追い風となった模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが179銘柄、値下がりが38銘柄、変わらずが8銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソニー〈6758〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、バンダイナムコHD〈7832〉、ベイカレント〈6532〉、ニトリ〈9843〉、第一三共〈4568〉、ネクソン〈3659〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億6,900万株、売買代金は4兆7,521.98円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、輸送用機器、保険業、サービス業、電気機器などが上昇した一方、陸運業、海運業、パルプ・紙が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が日本ヒューム〈5262〉で+339円(+20.80%)の1,969円、2位がイー・ギャランティ〈8771〉で+146円(+10.10%)の1,591円、3位がネクセラファーマ〈4565〉で+76円(+9.43%)の882円となりました。
一方下落率は、1位がビーウィズ〈9216〉で-200円(-11.34%)の1,564円、2位がSUMINOE〈3501〉で-101円(-7.97%)の1,167円、3位がタマホーム〈1419〉で-285円(-7.10%)の3,730円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは87銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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