5月27日の日経平均株価は、前日の米株市場が休場となるなか、材料難から寄り付き小幅安ではじまると、その後もおおむねマイナス圏での推移が続きました。しかし、午後2時前に為替市場で円安・ドル高が進むと、海外短期筋とみられる買いが活発化。先物主導で指数が上昇し、前日比192.58円高の37,724.11円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが156銘柄、値下がりが65銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソニーグループ〈6758〉、アドバンテスト〈6857〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、KDDI〈9433〉、セコム〈9735〉、ディスコ〈6146〉、HOYA〈7741〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億3,100万株、売買代金は3兆3,198.91億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、その他製品、非鉄金属、保険業、機械、繊維製品などが上昇した一方、建設業、鉄鋼、陸運業、石油・石炭製品、精密機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がLIFULL〈2120〉で+16円(+9.82%)の179円、2位がシンフォニアテクノロジー〈6507〉で+540円(+7.66%)の7,590円、3位が東京計器〈7721〉で+240円(+7.48%)の3,450円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がカヤバ〈7242〉で-170円(-5.28%)の3,050円、2位がKLab〈3656〉で-6円(-4.8%)の119円、3位がニッコンホールディングス〈9072〉で-132円(-3.93%)の3,223円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは67銘柄、年初来安値を更新したのは4銘柄でした。
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