4月10日の日経平均株価は終日堅調でした。1日の上昇幅としては2024年8月6日の「3,217.04円」に次いで歴代2位となる「2,894.97円」高を記録。34,609.00円で取引を終えました。
現地9日、米政権は日本を含む一部の国・地域への相互関税を90日間停止すると発表。これを受けて同日の米株市場では買いが殺到。ダウ工業株30種平均は過去最大の上昇幅を記録しました。またフィラデルフィア半導体株指数は驚異の前日比+18.73%高。こうしたなか、この日の東京市場でも自律反発狙いや海外短期筋の先物買い、信用取引勢によるショートカバーなど、あらゆる買いが集中した模様です。
もっとも、この日の上昇劇を主導したのは投機筋であり、引き続きボラティリティの高い不安定な相場が続くとの見方が目立ちます。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが224銘柄、値下がりが1銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ZOZO〈3092〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は27億4,900万株となり前日と比べて減少した一方、売買代金は5兆5,949.36億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、電気機器、その他製品、機械、保険業などが上昇した一方、下落した業種はありませんでした。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がキオクシアホールディングス〈285A〉で+378円(+22.50%)の2,058円、2位がMARUWA〈5344〉で+4,225円(+18.76%)の26,750円、3位が古野電気〈6814〉で+360円(+18.07%)の2,352円となりました。
一方下落率は、1位がYTL〈1773〉で-7円(-12.07%)の51円、2位がマニー〈7730〉で-57円(-4.85%)の1,118.5円、3位がエービーシー・マート〈2670〉で-108円(-3.99%)の2,602円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは43銘柄、年初来安値を更新したのは6銘柄でした。
【PR】資産形成ゴールドオンラインのおすすめ証券会社
■新NISAのおすすめ証券会社・口座ランキング〈元株式ディーラーが解説〉
■主要ネット証券5社の「クレカ積立」を比較…おすすめの組み合わせは?
■おすすめネット証券5社の「投信保有ポイント」を比較…還元率が高いのはどこ?
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
