4月11日の日経平均株価は大幅反落、前日の米ハイテク株の急落をはじめ、米市場では株式と債券、通貨がそろって下げる「トリプル安」となっていました。こうした流れがこの日の東京市場にも波及したとみられ、日経平均株価は一時2,000円近く下落。もっとも、引けにかけては下げ幅を縮小し、前日比1,023.42円安の33,585.58円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが22銘柄、値下がりが203銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、テルモ〈4543〉、ソニー〈6758〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ベイカレント〈6532〉、イオン〈8267〉、日本製鋼所〈5631〉、メルカリ〈4385〉、大林組〈1802〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は24億3,500万株、売買代金は5兆4,412.93億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、上昇した業種はなく、医薬品、保険業、銀行業、精密機器、輸送用機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がわらべや日洋ホールディングス〈2918〉で+304円(+14.57%)の2,391円、2位がベイカレント〈6532〉で+844円(+12.49%)の7,601円、3位が技研製作所〈6289〉で+143円(+11.01%)の1,442円となりました。
一方下落率は、1位が新日本科学〈2395〉で-132円(-9.47%)の1,262円、2位がクリーク・アンド・リバー社〈4763〉で-147円(-9.26%)の1,440円、3位がフジ〈8278〉で-192円(-8.51%)の2,065円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは42銘柄、年初来安値を更新したのは23銘柄でした。
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