4月9日の東京市場は全面安の展開に。米国時間8日、レビット米大統領補佐官が報復関税を課す方針の中国に「あわせて104%の関税を課す」と表明しました。一方、中国は相互関税について「最後まで戦う」としてさらなる報復を示唆。こうしたなか、米中貿易摩擦の激化懸念や経済情勢悪化への警戒感が強まり、リスク回避の売りが集中しました。日経平均株価は13:30ごろにこの日の安値となる31,258.18円をつけると、引けにかけてやや下げ幅を縮めたものの、前日比1,298.55円安の31,714.03円と、大幅に反落して取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが16銘柄、値下がりが207銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ニトリ〈9843〉、KDDI〈9433〉、日本製鋼所〈5631〉、イオン〈8267〉、ニコン〈7731〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は27億5,100万株、売買代金は5兆5,295.57億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、上昇した業種はなく、非鉄金属、保険業、鉱業、石油・石炭製品、繊維製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が神戸物産〈3038〉で+256円(+6.70%)の4,079円、2位がパルグループホールディングス〈2726〉で+200円(+5.98%)の3,545円、3位がライフドリンクカンパニー〈2585〉で+80円(+5.05%)の1,664円となりました。
一方下落率は、1位が武蔵精密工業〈7220〉で-197円(-9.29%)の1,923円、2位が安川電機〈6506〉で-259円(-8.85%)の2,666.5円、3位がオプトラン〈6235〉で-114円(-8.79%)の1,183円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは9銘柄、年初来安値を更新したのは108銘柄でした。
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