2月26日の日経平均株価は、この日も朝方から下落。足元の米ハイテク株安を受けて国内でも半導体関連銘柄が指数を押し下げています。日経平均株価は一時前日比500円近く下落したものの、引けにかけて下げ幅を縮小させ、前日比95.42円安の38,142.37円で取引を終えました。今夜は米半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されています。エヌビディアの決算は同社だけでなく関連銘柄にも大きな影響を与えるため、調整を経た半導体関連銘柄に投資資金が再び流入するか、または一段安となるか注目です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが111銘柄、値下がりが112銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ディスコ〈6146〉、コナミ〈9766〉、ファナック〈6954〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、キッコーマン〈2801〉、第一三共〈4568〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億5,700万株、売買代金は4兆5,360.09億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、不動産業、食料品、海運業、陸運業、医薬品などが上昇した一方、石油・石炭製品、銀行業、卸売業、その他製品、鉱業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がJPホールディングス〈2749〉で+88円(+17.02%)の605円、2位がTIS〈3626〉で+385円(+9.92%)の4,267円、3位がユーグレナ〈2931〉で+36円(+7.44%)の520円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で-550円(-9.43%)の5,280円、2位がKOKUSAI ELECTRIC〈6525〉で-267円(-7.48%)の3,303円、3位がgumi〈3903〉で-39円(-7.00%)の518円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは10銘柄、年初来安値を更新したのは24銘柄でした。
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