2月25日の日経平均株価は、前日の米半導体株安の流れを引き継ぎ、大きく下落して始まりました。前日の米株市場でエヌビディアが急落するなか、この日の東京市場でもアドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉などが売られ、前日比539.15円安の38,237.79円で取引を終えています。一方、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が投資拡大に意欲を示した商社株には買いが入り、相場の下値を支えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが113銘柄、値下がりが110銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、三菱商事〈8058〉、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉、伊藤忠商事〈8001〉、ファナック〈6954〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億6,600万株、売買代金は4兆8,611.37億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、卸売業、医薬品、海運業、陸運業、電気・ガス業などが上昇した一方、非鉄金属、石油・石炭製品、電気機器、サービス業、機械が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がキオクシアホールディングス〈285A〉で+242円(+10.37%)の2,575円、2位が三菱商事〈8058〉で+208.5円(+8.76%)の2,589円、3位がミダックホールディングス〈6564〉で+148円(+7.80%)の2,045円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がブイキューブ〈3681〉で-40円(-16.53%)の202円、2位が日本マイクロニクス〈6871〉で-615円(-12.08%)の4,475円、3位が高圧ガス工業〈4097〉で-88円(-10.24%)の771円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは13銘柄、年初来安値を更新したのは40銘柄でした。
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