ニュートンのりんごエピソードを聞いた、アインシュタインの言葉に納得。偶然にまかせず、結果を出す方法【年商10億円企業の経営者が解説】

ニュートンのりんごエピソードを聞いた、アインシュタインの言葉に納得。偶然にまかせず、結果を出す方法【年商10億円企業の経営者が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

挑戦は人を成長させます。気をつけなければいけないのが、挑戦と冒険を間違えないことです。その差は、リスクや危険へのコントロールの有無です。挑戦するためには、事前に検討し、見極めることが重要です。本記事では、(株)三光堂(岐阜)大野正和氏の著書『挑戦を成功に導く「見極め力」』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・再編集し、詳しく解説します。

挑戦を成功させるための「結果の見極め力」

冒険には成功か失敗かしかありません。しかし挑戦の評価は、成功か失敗かにはありません。次につながるかどうかです。そこで何を得て、次に何をすべきか、という答えを手に入れたかどうかです。

 

挑戦は結果を見極めることによって、評価が決まります。仮に新商品・新サービスが、1億円の売上になったから上出来だと総括して終わるなら、それは結果を見極めたことになりません。その結果が何によって得られたものなのか、もしかしたらこちらの想定外の要因によって得られたものかもしれません。

 

偶然の好条件に恵まれたものなら、たとえ1億円の売上になっていても再現性も発展性もありません。結果の見極めをしないままであったら、次も偶然任せになってしまいます。

 

仮に結果が良くても、意図した取り組みの成果でないのであれば、なぜ成果が出なかったのか反省が必要です。とりあえず1億円になったからOKというわけにはいきません。目先の結果だけを見ていたら、次にどうするかは見えてこないのです。いずれにせよ挑戦は継続しなければ目標に到達できないのであり、その点では、次の見極めにつながらなければ失敗といわなければなりません。次につながり続ける挑戦こそ成功です。

 

言い換えれば、挑戦とはプロセスです。冒険は結果だけが重要でプロセスはどうでもいいのですが、挑戦は結果だけではなく、次につながっていくプロセスになっているかどうかが問われます。

 

ニュートンは落ちるリンゴを見て万有引力を発見したといわれています。このよく知られたエピソードについてアインシュタインが、

※本連載は、(株)三光堂(岐阜)大野正和氏の著書『挑戦を成功に導く「見極め力」』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・編集したものです。

挑戦を成功に導く「見極め力」

挑戦を成功に導く「見極め力」

大野 正和

幻冬舎メディアコンサルティング

見極める力が、失敗を恐れない心を育てる 80歳にして挑戦をつづける経営者が自身の半生を振り返り、未来を切り拓く挑戦の真髄を語る 目の前にチャンスがあっても、「自分には無理かもしれない」「うまくいかなかったら時間…

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