著者紹介

大野 正和

株式会社三光堂

代表取締役会長 CEO

1944年岐阜県生まれ。1960年小島中学校卒業。1963年大垣北高等学校を卒業後、明治大学政治経済学部に進学。

役者を目指すが親に大反対されたことで諦めて勉学に励むようになる。大学4年生のとき明大紛争が起き学園が封鎖され、授業が受けられない時期もあった。1967年大学卒業後、岡三証券株式会社に入社。4年間勤めお金について学び、次は成長が見込まれる業界に行きたいと思っていたところヘッドハンティングされスタンレー電気株式会社に転職。当時大卒の転職者が少なかったため教えてくれる人がおらず、退勤後に独学で業務を覚えた。

29歳で結婚。会社から海外転勤の要請があったが、行きたくないと思っていたところへ妻の実家である株式会社三光堂へ入社するよう要請があり、事業承継することを決意。継ぐ前に1年間市場調査をさせてほしいと思い、1年間の準備期間を設けてもらった。早い時期から携帯電話を導入するなど進んだ営業を行っていた。

1999年頃、社長になる準備期間があり、これまで明文化されていなかったルールなどを決め、まず経営理念とロゴマークを新たにつくった。その後、標語を毎年作成している。

70歳で初めて岐阜県の信長を題材とした舞台に出演し学生時代の夢をかなえる。何事にもチャレンジすることを心がけている。

書籍

挑戦を成功に導く「見極め力」

『挑戦を成功に導く「見極め力」』

大野 正和

見極める力が、失敗を恐れない心を育てる 80歳にして挑戦をつづける経営者が自身の半生を振り返り、未来を切り拓く挑戦の真髄を語る 目の前にチャンスがあっても、「自分には無理かもしれない」「うまくいかなかったら時間の無駄になる」といった不安が頭をよぎり、せっかくの機会を見送ってしまう――そんな経験は誰にでもあると思います。特に近年、若者たちの間では高収入や出世よりも安定やワークライフバランスを求める人も増えており、新たな挑戦をすることへの慎重さが目立つようになっています。この状況について著者は、慎重になること自体は悪いことではないが、変化の激しい時代だからこそ、適切に見極めたうえでの挑戦は不可欠だと述べています。そして、挑戦を避け続けることは自身の成長の機会を逃すだけでなく、激しく変化する時代の中で取り残されることにもなりかねないと警鐘を鳴らしています。 著者は、証券会社の営業や自動車部品メーカーでの勤務を経て、妻の実家が営む産業用ガス供給会社に次期経営者候補として入社しました。入社当初は、やり手のワンマン経営者だった義父に対し入り婿で新参者の著者が意見を通すのは容易ではなかったと言います。しかし、そこで諦めることなく相手の心理と状況に応じて最適な手段とタイミングを見極め、企業を成長させるための挑戦をつづけていきました。そして、当時の地方中小企業では珍しかったISOの取得やITシステムの導入による業務効率化など新たな取り組みを進め、着実に成果を上げていった結果、義父から引き継いだ従業員10人ほどの零細企業を年商10億円規模の地元でも指折りの優良企業へと成長させたのです。 著者は、どんな仕事であろうと物事のタイミングや人間関係、自分の強みと弱みを的確に判断し、最適な選択を導き出す力――「見極め力」を身につければ、失敗を恐れる必要がなくなり、挑戦は単なる冒険ではなく、成功への確かなステップになると言います。 本書では、そんな著者の経験を基に、挑戦を成功に導くための「目標」「時間」「結果」「人」、そして「自分自身」に対する見極め力について解説します。 挑戦することを恐れずに自らの可能性を切り拓きたいと願うすべての人にとって、人生の道標となる一冊です。

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