挑戦を成功させるための「自分に対する見極め力」
アプローチする相手や、一緒に挑戦する仲間との関係を築くためには、今目の前にしている相手に自分がどう見られているのかという、自分に対する見極めが欠かせません。あらゆる挑戦は新たな関係づくりです。相手を変え、自分も変わりながら、より高度な関係をつくっていくことが、挑戦を成功させます。
相手にとって、あるいは組織やチームなどの周囲の人にとって、自分がどういう存在なのかを見極めるということです。それができなければお互いに高め合うという双方向の関係づくりができませんし、それ抜きに挑戦は成功しません。
私は社会人としての最初の4年間を、証券会社の営業マンとして過ごしました。証券の世界は固有の商品のない世界です。扱っているのは何千社の株式であり何千種類の金融商品です。それは、どの証券会社でも扱っているもので、顧客にとっては誰を通じて売買しようが商品に変わりはありません。顧客が私という人間とのやりとりに価値を見いだしてくれなければ、別の会社の営業マンを通して売買をするだけです。それでも売買した結果の損得はほぼ同じです。
4年の間、私はいかにして自分が顧客に必要とされる存在になるのか、ということを考えていきました。扱う商品になんの区別もない以上、営業マンとしての私の挑戦を成功させるためには、私自身が魅力的な商品になるしかないのです。
そのための挑戦は証券マンとしてだけではなく、その後の営業活動や会社経営の場面でも大きな力になりました。相手と仲間を見極め、そのうえでさまざまな関係づくりを進めると同時に、今自分は周囲からどのように見られているのか、そもそも話を聞いてもらえる存在になっているのか、ということを常に振り返っていました。その自分への見極めは、次はどういう関係づくりが必要か、という追求につながりました。
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